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『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』その1
今回はテーマを決めて、それに対して起こりえる過程での出来事や推論、そして結果から導き出される結論に対して論理的に解明していきたいと思います。
今回のテーマはこちらです。
『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』
これは一度テニスという競技に魅せられて始めたのならば誰もが願い思う事でしょう。
特に日本人にはその性質が強いのではないでしょうか?
良く言えば他者の美しく躍動する姿を見て、それに一歩でも近づきたい、出来うることなら同化したい、可能ならば同じようなショットが打ってみたい。
悪く言えば、平和な社会に住んで暮らしているから現実を見ずに安易に夢想するだけの人もいるでしょう。
但し、上記の2つがあるからこそ消費が成り立ち経済の循環が成り立っているとも言えます。
実際に、ロジャー・フェデラーとマリア・シャラポワの昨年度の莫大な金額の収入を見れば反論の余地はないでしょう。
ある意味において、競技テニスとは人を魅せる事であり、それに対して対価を獲得する。
これは私たち凡人が自分のレベルにあった仕事を成して報酬を得ているのと構図になんら変わりはありません。
ただ、才能の差や、与えられた環境の差や、努力の差や、持って生まれた運命や宿命。
まあそういったもの全てに恵まれなかった凡人である私たちにとってはただ『テニス』という競技の歯車でしかないのです。
そうした凡人たる我々が居るからこそプロがそれによって報酬が貰えるシステムが成り立っているわけで、私達はその底辺に居ると考えるのがまあまあ無難な考え方でしょう。
口では否定も肯定も容易ではありますが、実際に草トーでもいいから試合に出て、自分のプレーを撮影すれば、またはした事がある方ならば男女問わず上記の文章が述べている意味合いが少しは理解出来るかと思います。
しかしながら、ここで終わってしまってはしょせん負け犬の遠吠えであり、このブログでの文章にも何の意味もありません。
なので、実際により一歩でも近づくためのメソッドを考えてみたいと思います。
さて、ここで上記のテーマに対して自分の利用しているテニスショップである「プロストリンガー」の坂オーナーの提起する「我々日本人にとって最前の方法」について検証して行きましょう。
私の疑問に対する「プロストリンガー」の坂オーナーの示す解答はシンプルに2つです。
(1)本場最新技術理論を勉強すること
(2)握るものの精度を高めること
まずは【(1)本場最新技術理論を勉強すること】について考察を進めてみましょう。
これは現代テニスで強くなる事を心がけるものであれば自明の理とも言える真理でしょう。
最近では新しい素材がもたらすラケットやストリングの進化、より効率の良い身体機能向上のためのトレーニング方法の進化、それに伴う身体から繰り出されるより最適なボールの打ち方の進化。
以上の三つが大きく分けて現代のテニスで最高の成績を残すために必要なものであるのはむしろプロに近づけば近づく程に当たり前に実践しなければいけない事と思います。
但し、日本国内でロジャー・フェデラーやノバク・ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、アンディ・マレーのようなプレーを限りなく分析&再現出来るコーチがどれほど居るでしょうか?
日本では楽天ジャパンオープンですらも普通には地上波の民放ではやらない状態なのに、何故かテニス雑誌はやけに沢山毎月出ています。
中には途中で廃刊や休刊に追い込まれる雑誌もあるようですが、それにしては残っている数が多いと思います。
そして何時もながら雑誌を読んでみて何より驚くのは、同じ雑誌(例えば「スマッシュ」とか)ですらも毎月毎月全く違った理論が展開される事でしょう。
道具についての解説は似たり寄ったりでそんなに大きく変わる事はないのですが、こと技術論になるとちょっと笑ってしまうくらいに全然違います。
よくまあ編集部が毎回違う理論を気にもせず載せるなぁ、なんて個人的には思うのですが、そこは利益主義が優先であり、そもそも雑誌が廃刊になったら食い扶持が無くなる訳で、そう考えるとまあなり振り構わず雑誌を構成してるとうのが真実なのでしょうね。
ただまあそうした毎月違う技術論を読まされる読者にとっては苦痛でしかない時もありますが……
ちなみに私の場合はどうしても読む時は出来るだけポジティブ・シンキングで楽しんで読むようにしております。
成る程、この解釈新しくて面白〜い的に。
まあ基本あまり毎月読む訳ではありませんが、読むのならば楽しくないと人生自体楽しくないですからね!!!
私の個人的な思いとして、人生を楽しめない人は何事も楽しめないと思っています。
だから何事もネガティブに考える人にはテニスなんて苦痛なだけで絶対に楽しめないと思っております。
閑話休題。
さて、その雑誌中の技術論ですが、ある時は「相手の時間を奪うためにライジングでとれ!そのためにはオープンスタンスが最高!」とか「現代のスピードテニスで勝負するためにスクエアスタンスでボールに全ての力を与えろ」とか……まあ言いたい事はなんとなく分かるのですが、これって書いた人も本当にそう信じているのかな?と疑問を抱く事も多々あります。
そういう意味で、本当に日本国内で「新技術理論」を勉強して「正しく理解」している人(テニスコーチ)って一体何人位居るのだろうと思ってしまいます。
人に教えてお金を貰ってるテニスコーチですらも解釈がバラバラに分かれる旧態依然とした「技術理論」って一体なんなんだろう?とすら思ってしまいます。
しかしながら、実のところその最新の「新技術理論」を導き出す答えは簡単なのです。
これは決して経験則などという他人に説明しにくい感覚的な事ではなく、より「合理性のみを最大限追求した結果」を分析した「科学」から導き出されるのです。
だからこそコーチという存在が成立し、世界トップレベルの選手ですらもコーチをつけて常に修正をしているわけです。
そして世界トップレベルのコーチが教える事とは何かと言えば、科学的に最高の合理性を指し示すスイングの仕方や身体の使い方こそが「新技術理論」であるという当たり前の現実なのです。
この世に超能力でボールの軌道を変化させたり、魔法や魔術で300kmのサーブが打てるのならば我々は苦労はしません。まあテニスもつまらないでしょうが。
悲しいかな「現実」にはファンタジー等微塵もなく、今現在我々が生きるこの世の中はすべからく「科学」に支配されているのです。
そしてそれを現代テニスに当て嵌めると、ラケットの重量やバランスに素材の特性、ボールの特性、個人の筋力や柔軟性、そして物理的に人間が最大限パワーを出せる身体の効率的な使い方やスイングの方法。
そしてそうした上記した事が全て「今人類が分かってる範囲で」「最大限」実践する事、それこそが「新技術理論」なのです。
故に、実は「新技術理論」とは誰でも本気で真摯に勉強と研鑽を重ねれば必ず理解出来るものなのです。
何故ならこれは大まかなものいいで恐縮ですが、「究極の答え」がかならず一つしかない「科学」だからなのです。
もしも国語における、とある物語や文章に対する解釈のように、人によって無数の解釈が存在するようなものであれば、事はそう簡単には運びません。
しかし嬉しい事にテニス上達の秘訣は科学の範疇である「新技術理論」に集約されているのです。
とすれば、後足りない物は真実を理解するための自己研鑽であり、努力だけなのです。
勿論、人それぞれ筋力の配分や体格や身長等の変化するファクターはあるでしょう。
そしてそれによってその人にあった最適な重量のラケットやスイングの仕方がある事は自明の理でしょう。
が、それすらも無数にある変化する因子の一つであり、当て嵌めるべき方程式の中の数値が変化するだけで結果から見たら一緒なのです。
最終的には一つのものに収斂される。
それが実は現代テニスなのです。
そう考えるとテニスって実はとてもシンプルなんだな、という事がお分かり頂けるかと思います。
ちなみに、この「新技術理論」については今後のブログで語るべき課題であるので、今回は上記に述べた大枠だけを提示しておきます。
今の時点で言えるとしたら……
まず第一歩はプロのテニスを間近で見て感じる事です。
そして正しく「見る」事によって「新技術理論」が見えてくる事と思います。
では、長くなったので【(2)握るものの精度を高めること】については次回から考察していきましょう。
ここでまだ内容的には25%くらいであり、ここからが本番です。
最近の若者は長文が苦手のようですが、頑張って読んでみて下さい。
必ず貴方のテニスにとってプラスの結果をもたらすと思いますよ。
今回のテーマはこちらです。
『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』
これは一度テニスという競技に魅せられて始めたのならば誰もが願い思う事でしょう。
特に日本人にはその性質が強いのではないでしょうか?
良く言えば他者の美しく躍動する姿を見て、それに一歩でも近づきたい、出来うることなら同化したい、可能ならば同じようなショットが打ってみたい。
悪く言えば、平和な社会に住んで暮らしているから現実を見ずに安易に夢想するだけの人もいるでしょう。
但し、上記の2つがあるからこそ消費が成り立ち経済の循環が成り立っているとも言えます。
実際に、ロジャー・フェデラーとマリア・シャラポワの昨年度の莫大な金額の収入を見れば反論の余地はないでしょう。
ある意味において、競技テニスとは人を魅せる事であり、それに対して対価を獲得する。
これは私たち凡人が自分のレベルにあった仕事を成して報酬を得ているのと構図になんら変わりはありません。
ただ、才能の差や、与えられた環境の差や、努力の差や、持って生まれた運命や宿命。
まあそういったもの全てに恵まれなかった凡人である私たちにとってはただ『テニス』という競技の歯車でしかないのです。
そうした凡人たる我々が居るからこそプロがそれによって報酬が貰えるシステムが成り立っているわけで、私達はその底辺に居ると考えるのがまあまあ無難な考え方でしょう。
口では否定も肯定も容易ではありますが、実際に草トーでもいいから試合に出て、自分のプレーを撮影すれば、またはした事がある方ならば男女問わず上記の文章が述べている意味合いが少しは理解出来るかと思います。
しかしながら、ここで終わってしまってはしょせん負け犬の遠吠えであり、このブログでの文章にも何の意味もありません。
なので、実際により一歩でも近づくためのメソッドを考えてみたいと思います。
さて、ここで上記のテーマに対して自分の利用しているテニスショップである「プロストリンガー」の坂オーナーの提起する「我々日本人にとって最前の方法」について検証して行きましょう。
私の疑問に対する「プロストリンガー」の坂オーナーの示す解答はシンプルに2つです。
(1)本場最新技術理論を勉強すること
(2)握るものの精度を高めること
まずは【(1)本場最新技術理論を勉強すること】について考察を進めてみましょう。
これは現代テニスで強くなる事を心がけるものであれば自明の理とも言える真理でしょう。
最近では新しい素材がもたらすラケットやストリングの進化、より効率の良い身体機能向上のためのトレーニング方法の進化、それに伴う身体から繰り出されるより最適なボールの打ち方の進化。
以上の三つが大きく分けて現代のテニスで最高の成績を残すために必要なものであるのはむしろプロに近づけば近づく程に当たり前に実践しなければいけない事と思います。
但し、日本国内でロジャー・フェデラーやノバク・ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、アンディ・マレーのようなプレーを限りなく分析&再現出来るコーチがどれほど居るでしょうか?
日本では楽天ジャパンオープンですらも普通には地上波の民放ではやらない状態なのに、何故かテニス雑誌はやけに沢山毎月出ています。
中には途中で廃刊や休刊に追い込まれる雑誌もあるようですが、それにしては残っている数が多いと思います。
そして何時もながら雑誌を読んでみて何より驚くのは、同じ雑誌(例えば「スマッシュ」とか)ですらも毎月毎月全く違った理論が展開される事でしょう。
道具についての解説は似たり寄ったりでそんなに大きく変わる事はないのですが、こと技術論になるとちょっと笑ってしまうくらいに全然違います。
よくまあ編集部が毎回違う理論を気にもせず載せるなぁ、なんて個人的には思うのですが、そこは利益主義が優先であり、そもそも雑誌が廃刊になったら食い扶持が無くなる訳で、そう考えるとまあなり振り構わず雑誌を構成してるとうのが真実なのでしょうね。
ただまあそうした毎月違う技術論を読まされる読者にとっては苦痛でしかない時もありますが……
ちなみに私の場合はどうしても読む時は出来るだけポジティブ・シンキングで楽しんで読むようにしております。
成る程、この解釈新しくて面白〜い的に。
まあ基本あまり毎月読む訳ではありませんが、読むのならば楽しくないと人生自体楽しくないですからね!!!
私の個人的な思いとして、人生を楽しめない人は何事も楽しめないと思っています。
だから何事もネガティブに考える人にはテニスなんて苦痛なだけで絶対に楽しめないと思っております。
閑話休題。
さて、その雑誌中の技術論ですが、ある時は「相手の時間を奪うためにライジングでとれ!そのためにはオープンスタンスが最高!」とか「現代のスピードテニスで勝負するためにスクエアスタンスでボールに全ての力を与えろ」とか……まあ言いたい事はなんとなく分かるのですが、これって書いた人も本当にそう信じているのかな?と疑問を抱く事も多々あります。
そういう意味で、本当に日本国内で「新技術理論」を勉強して「正しく理解」している人(テニスコーチ)って一体何人位居るのだろうと思ってしまいます。
人に教えてお金を貰ってるテニスコーチですらも解釈がバラバラに分かれる旧態依然とした「技術理論」って一体なんなんだろう?とすら思ってしまいます。
しかしながら、実のところその最新の「新技術理論」を導き出す答えは簡単なのです。
これは決して経験則などという他人に説明しにくい感覚的な事ではなく、より「合理性のみを最大限追求した結果」を分析した「科学」から導き出されるのです。
だからこそコーチという存在が成立し、世界トップレベルの選手ですらもコーチをつけて常に修正をしているわけです。
そして世界トップレベルのコーチが教える事とは何かと言えば、科学的に最高の合理性を指し示すスイングの仕方や身体の使い方こそが「新技術理論」であるという当たり前の現実なのです。
この世に超能力でボールの軌道を変化させたり、魔法や魔術で300kmのサーブが打てるのならば我々は苦労はしません。まあテニスもつまらないでしょうが。
悲しいかな「現実」にはファンタジー等微塵もなく、今現在我々が生きるこの世の中はすべからく「科学」に支配されているのです。
そしてそれを現代テニスに当て嵌めると、ラケットの重量やバランスに素材の特性、ボールの特性、個人の筋力や柔軟性、そして物理的に人間が最大限パワーを出せる身体の効率的な使い方やスイングの方法。
そしてそうした上記した事が全て「今人類が分かってる範囲で」「最大限」実践する事、それこそが「新技術理論」なのです。
故に、実は「新技術理論」とは誰でも本気で真摯に勉強と研鑽を重ねれば必ず理解出来るものなのです。
何故ならこれは大まかなものいいで恐縮ですが、「究極の答え」がかならず一つしかない「科学」だからなのです。
もしも国語における、とある物語や文章に対する解釈のように、人によって無数の解釈が存在するようなものであれば、事はそう簡単には運びません。
しかし嬉しい事にテニス上達の秘訣は科学の範疇である「新技術理論」に集約されているのです。
とすれば、後足りない物は真実を理解するための自己研鑽であり、努力だけなのです。
勿論、人それぞれ筋力の配分や体格や身長等の変化するファクターはあるでしょう。
そしてそれによってその人にあった最適な重量のラケットやスイングの仕方がある事は自明の理でしょう。
が、それすらも無数にある変化する因子の一つであり、当て嵌めるべき方程式の中の数値が変化するだけで結果から見たら一緒なのです。
最終的には一つのものに収斂される。
それが実は現代テニスなのです。
そう考えるとテニスって実はとてもシンプルなんだな、という事がお分かり頂けるかと思います。
ちなみに、この「新技術理論」については今後のブログで語るべき課題であるので、今回は上記に述べた大枠だけを提示しておきます。
今の時点で言えるとしたら……
まず第一歩はプロのテニスを間近で見て感じる事です。
そして正しく「見る」事によって「新技術理論」が見えてくる事と思います。
では、長くなったので【(2)握るものの精度を高めること】については次回から考察していきましょう。
ここでまだ内容的には25%くらいであり、ここからが本番です。
最近の若者は長文が苦手のようですが、頑張って読んでみて下さい。
必ず貴方のテニスにとってプラスの結果をもたらすと思いますよ。
by suzy35
| 2012-10-12 09:30
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