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テニスに関して追求していくブログです。
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購入後!『MANTIS Tour(マンティスツアー)315』のインプレです

さて、今回は「MANTIS Tour 315」にすっかり惚れ込んでしまい、実際に購入した後のインプレになります。

ストリングですが、試打ラケットにはポリのハイブリッドでしたが、今回は非力な自分でも使えるようにとナイロン系のハイブリッドで施行してもらいました。
実際にコートで使った所、ボールの飛びは見違えるようにアップしていて、難しいモデルでありながらもより簡便に使えるようになっております。
そのため、試打の時の印象とはまた違った感想になっている事を事前に記載しておきます。


下記に改めてスペックを記載しておきます。

『MANTIS Tour 315』

フェイスサイズ95sq.in
長さ 27インチ
重量 315g
バランス 310mm
フレーム厚 20mm
ストリングパターン18×20
RA値 66


まず新しく施行されたストリングでの印象ですが、とにかく扱い易くなっております。
元々そんなにぶっとぶラケットではないので、ナイロン系のハイブリッドになっても自分のパワーレベルでは飛び過ぎの心配も殆どなく、むしろ程よいパワー感でリラックスして打撃する事が出来ました。

ヒッティングしたパートナーからは最初の軽いラリーの時から「楽そうに打つねぇ」と言われました。

実際に自分でも程よいパワー感が感じられるので、前回の試打の時とは全然違って力まずに打つ事が出来たと思います。
それでいてボールは十分に伸びているようだったので、セカンドインプレッションとしては完璧でした。

ラケットの特性として、自分の選んだ個体が基本的にトップライト気味なのでそう思うのかもしれませんが重量感はグリップ部分だけにあり操作性は抜群で、足下に深く帰ってきたボールでも手首だけで合わせて返球する事から、片手バックハンドで高い打点で打ち抜く事まで容易に出来てしまいます。

但し、これは当然の帰結なのですが、ストリングがポリのハイブリッドからナイロンのハイブリッドに変えた事に伴い短いショートアングルのショットはちょっと打つのが恐くなりました。
細かいストリングパターンの助けがあるせいか恐れずに打てば意外といけるんですが、やはりポリの良い意味での飛ばなさ加減から比べると難しいです。
最もその変わりに普通に深く打ち込むストロークではより楽に飛ばせます。

なので、結論としてはポリを軋ませるパワーのある競技者の方は絶対にポリのハイブリッドを選んだ方がいいし、自分みたいに非力なサンデープレーヤーはナイロン系にしとくのが吉だと思います。

さて、まずはストロークの印象です。

今回のナイロン系ハイブリッドは本当に飛びます!
自分のレベルでも楽が感じられるというか、十分にリラックスしてストロークを打てます。
これはまさに僥倖で、勿論305よりは飛びは抑えられていますが、殆ど違和感無くボールを軽くヒットすることが可能で、315の特徴である際立ったコントロール性能の高さを存分に堪能する事が出来ました。

これならストローク戦になっても恐くありませんし、むしろ頑張れば狙った所にボールを打ち込む事が出来ました。

またトップライト気味の設定が絶妙で、片手バックハンドの時でも顔くらいに跳ね上がってくるボールをそんなに苦労する感じがなく返球する事が出来ました。
つまり、トップライトすぎるとヘッドが回りすぎてボールに力が乗らず、ヘッドヘビーだとそもそも片手でラケットを肩口まで担ぎ上げるのにパワーが必要なんですが、その辺りの設定がど真ん中でスイングしやすく、かつボールにパワーも乗るという感じです。

両手の方はまあそんなに気にするポイントではないのでしょうが、片手打ちの自分には嬉しい性能でした。

全体的に言える事は、基本的に飛び過ぎが恐いラケットではないのでストロークに関しては安心して打てるという印象です。
それでいて、しっかりと全身で打ち込んだ時にはポリの時以上に速いボールを打つ事が出来ました。

正直な所、超好印象でした。


次にオーバーヘッドとボレーの印象です。

オーバーヘッドは掴み感があるのとトップライト気味という特性のため、無難に打ち易いです。
ただ、これはもう所有者のパワーに依存するってレベルの話しで、その人なりに良いボールが打てると感じました。
凄いアシストは期待出来ないので、その人の技量がそのまま反映されると言ったらいいでしょうか?
自分は「もっと練習しないと!」と思わされました(^^;

ボレーは試打の時の印象そのまま完璧です。
あらゆるボレーが打ち易く、パッシングショットに対してしっかりとオープンコートに狙って角度をつけるとか、苦しい時は深く流すとか、甘い球は時にドロップショットを打つとかもうほぼボレーの時に期待するショットの全てが打ち易いです。
実際に打ってみて、試打のポリのハイブリッドでも購入後のナイロンのハイブリッドでも印象変わらずボレーの性能に関しては百店満点です。
これ以上ゆう事がないくらいに。


次にサーブの感想です。

これは試打の時とは少し印象が違っていました。
それもどちかと言えば良い方向へ変わった印象です。

試打の時はどちらかと言えばスピン系でパワフルに捻じ込むようなサーブがいいのかな?という印象だったのですが、今回はその幅がより広がった感じでしょうか?

おそらくポリハイブリッドの時よりは実際の威力自体は落ちていると思うのですが、ナイロンハイブリッドの場合フラット系からスピン系までバリエーション豊かなサーブを打てる感じでした。

あえて比較すると305に少し近い感じになった感じでしょうか。
セカンドも結構ストンと落ちる感じになったし、かなりフラットに近いサーブで打ち込む事も出来、威力とコントロール性とバリエーションのサーブの三本柱が非常にバランスよく揃ったフィーリングが味わえました。

サーブの総括的にいうと、威力は多少落ちたけどそれ以外の要素がパワーアップしたので相変わらずサービスキープは楽なラケット、といった具合でしょうか。


最後に言いたい事。

まずなによりストリングの施行が変わった事で、自分みたいな非力で技術的にも未熟な人間が使っても存分に315の高性能を満喫出来るラケットになっていたという事です。
ラケットの素性が良いのは前回の試打から感じていたのですが、いかんせんやはり本格派ゆえの難しさもあったのですが、それがストリングの変更と施行の力によって見事に化けました。

この場を借りて「プロストリンガー」の坂オーナーには感謝致します。
施行によってラケットの表情がころころと変わる様には感動すら覚えます。

まずもってこれを体験したい方は「プロスリンガー」の門を叩いてみて下さい。
決してハードルは低くないですが、それを乗り越えた時の感動は何者にも変えられない貴重な経験になる事請け合いです。
まずは横のリンクからプロスリンガーの坂オーナーが書いているブログを見るのが一番の近道と思いますので、見てみて下さい。

そしてこんな素晴らしいラケットを考えられない程の格安で販売しているマンティス社にも感謝です。
何せ実売価格で二万円をきっているとうのは、このラケットの性能からしたら信じ難い奇跡に感じます。

最近はたいした性能も持ってないのに高いラケットや、ちゃんとした性能はあるけど高すぎるラケットなんかが多いので、ここらへんで一つマンティスのラケットをチェックして見るのは面白いかもしれないですよ。

プロストリンガーの坂オーナーの施行とマンティスラケットの組み合わせは「完璧な本物」ですから。
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by suzy35 | 2012-05-17 13:07 | テニス

『MANTIS Tour(マンティスツアー)305』と『MANTIS Tour(マンティスツアー)315』のインプレ

今回は早速試打させてもらった、MANTIS(マンティス)社の新しいタイプのラケット『MANTIS Tour(マンティスツアー)305』と『MANTIS Tour(マンティスツアー)315』のインプレを掲載します。

二機種ともに今までのMANTISと比べると明らかにハードコアな競技者向けのスペックです。

そしてこの二機種はフレームの素性はとても似ているのですが、実際に打つとかなりの違いを感じたので敢えて二本を比較しながらのインプレをしたいと思います。


以下がスペックになります。

『MANTIS Tour 305』

フェイスサイズ95sq.in
長さ 27インチ
重量 305g
バランス 315mm
フレーム厚 20mm
ストリングパターン16×18
RA値 66


『MANTIS Tour 315』

フェイスサイズ95sq.in
長さ 27インチ
重量 315g
バランス 310mm
フレーム厚 20mm
ストリングパターン18×20
RA値 66


フレームの特徴として、シャフトの部分はボックス形状でサイドに小さいMANTISの文字がエンボス調にプリントされた滑り止め加工が施されています。
片手バックハンドの時やボレーの時等などシャフトを握ってる時には実際にとても役立ちました。
昔ウイルソンがツアー90を販売した時にサンプラスの要望でシャフト部分に滑り止めの加工をしたと自慢してましたがあまり役に立たなかったのですが、このマンティスの仕上げは最高の出来です。
出来れば実際にお店で触ってみてもらいたい位絶妙です。

そしてフェイスの部分は滑らかな流線型で、フレーム全体としてみた場合フレーム厚20mmのゆるやかにしなるボックス形状のシャフトで打球感を増幅しておいて、流線型のフェイス部分はしっかり感を出す事とスイング時の空気抵抗を減らす事に成功しています。
つまり打球感アップとスイングスピードの向上の二つが両立してるって事ですね。

実際にコートで使用した時にはこのフレームに関わる全てがよく考えて作られた感がバシバシ伝わってきて、何故他のメーカーもこうしないのか?と思う程にボックス形状と流線型の完璧なマッチングが実際のテニスにおいてとても合理的な形状をしていると感じ非常に好印象でした。
ホントになんで今までこの形状が無かったのか不思議な位によく出来ています。

スペック的には、今までのマンティスがいわゆる黄金スペックと呼ばれる範疇に収まるラケットだとしたら、今回の新しい『305』と『315』の二機種の『MANTIS TOUR』シリーズはヘッドで言えばプレステージかラジカル、ウイルソンならシックスワン95、バボラならピュアストームシリーズといったどちらかと言えばフレームが薄い飛びを抑えたオールラウンダー向け、もしくは本格派向けのラケットと言えるでしょう。

今回一番特筆すべき特徴は重さよりもストリングパターンの違いが一番大きな違いなのかな、と思います。

RA値は66とこのスペックとしてはど真ん中平均的ですし、重量とバランスの配分も平均的です。
でもこれが実際に打つと似て非なるものというか、根っこは同じなんだけど、味付けが超絶に違います。
そしてその味付けの違いが使用者にとってどちらもメリットになり得るというのがポイントでしょう。
ただし、選択を間違うとデメリットにもなるでしょう。

ちなみに実はこの『MANTIS』ラケットの一番の良さって素材がハイモデュラスカーボン100%という所だと今回改めて強く感じております。

変に様々なギミックに頼らない分、素材の良さがよく分かるというか、とにかくとても素直で愚直なまでにしっかり作られたラケットです。

素材としては質の良いグラファイトを使用して、それをきちんとした設計のフレームに採用するというある意味では王道なのですが、最近そんな真っすぐなラケットって少ない気がしてなりません。
そして以前にも書きましたが、フレームの成り立ちがシンプルな分より張り手の技術が問われるラケットなのだな、と改めて実感しております。


今回試打した環境ですが、比較的球足速めの昼間のハードコートで17℃の気温下で三時間じっくり打ってきました。
使用したボールは練習時にはヘッドのチャンピオンシップのニューボールを6つ、練習試合ではヘッドのATPというボールのニューボールを使用して来ました。
当日は風がかなり強くて少々ボールの軌道がずれたりしてましたが、その分意図せず打点がずれた時の対応なんかも観察出来て良い試打になりました。
 
ヒッティングパートナーは『MANTIS265』G2を基本に使用し、『305』と『315』の二機種も少しづつ打ってもらい、球を受けた感想と、実際に自分で打ってみた感想も同時にリサーチしてきました。


まずざっくりした感想からいうと、以前のマンティスと比べるとしなり感が強いのでローパワーですが、逆にしなり感がある分しっかりとボールを打ち抜ける感触が気持ちよかったです。

それからボレーは明らかに今回の二機種の方が打ちやすく感じました。
まず飛びすぎない事と、フレームのしなりからくるホールド感があるのでコントロールがしやすいというのが理由になります。

それからこれは好みでしょうが、私的には打球感が明確に良くなったと感じました。
打っていて快感が味わえるタイプのラケットで、思わず強くボールをヒットしたい衝動に駆られる心地よい打球感に酔いしれました。
久々にジャンプしながらのフォアハンドなんて打っちゃうくらいに……



さて、では実際にコートで打撃したインプレです。

まずはストローク。

両機種ともにフレームにはパワーをロスしすぎない絶妙なしなり感があり、とても気持ちよく打ち抜けました。
ただし、ストリングパターンに起因すると思われますが305と315にはかなり大きな違いがあります。

『305』
感覚的に315の三倍は楽に飛ばせる感触、20mmの薄いフレームからは想像出来ないほどのパワー感があり、かといって飛びすぎる訳ではないので思っていたよりも楽にボールを打てました。
球種はまさに自由自在、跳ねるスピンから上から叩くフラットまで軽い力で打ててしまいます。
前述したジャンピングフォアハンドはこのラケットを使っていた時に久々に打てました。

大きな特徴としては、ストリングの目が荒いためにスピン性能にかなり秀でていて、コートの向こうでストンと落ちるスピンが意図した通りに打てます。
それからスライスのノビが良くて、バウンド後に低く良く滑ります。
そのため総合的に色々な展開をする事が可能で、バリエーション豊かな球種を打つ事が出来ました。
全体としてのパワー感は『マンティス265』とさほど変わらない感触で打てた事も好印象でした。
割と良い事ずくめのストロークでした。


『315』
実は第一印象はこちらの方が良かったのです。
その気に入った根拠ですが、目の細かいストリングパターンのせいか何しろ打球感が心地よいんです。
そして少しくらい食い込まれても球にも押されすぎず、ぶっとばすことなくコートに何とか収まる事が出来ます。
そして特に相手の速いファーストサーブを思いっきり逆クロスに叩き返すような場面では最高の球が打つ事が出来ました。

これを打つといわゆるポリを使ったクエルテンが得意としていたショートクロス(フォオの逆クロスとか)の「ルキシロンショット」が素人でも簡単に打てるようになります。
それからアンドレ・アガシがポリを使用して「ポリは禁止にしたほうがいい。技術の無い選手でもハードヒット出来てしまうから」と言った言葉を思い出します。
最近ではフェデラーがショートクロスを得意としてますが、この『MANTIS tour』はそうしたトッププロのショットをアマチュアでもかいま見る事が出来る最高のフレームになっております。
つまり完璧には打てないにしろ、それに近いショットが打てるフレームだという事です。

がしかし、メリットの裏返しはデメリットで、半年ぶりの鈍った自分の身体と筋力では役不足だったようで、パートナーによると試合の後半は打っても打ってもバウンド後に少し失速感があるみたいで、自分では良い球を打ってるつもりでも案外返される確立が上がって行ってしまいちょっとへこみました。
それと強く打ったつもりなのに返されるから余計力みが発生して無駄な体力を使った気もしますが、最もこれはラケットのせいではなく私の腕のせいです。


パートナーからの評価としては『マンティス305』の方が速くてノビがあって良い球が来るとの返答でした。
自分評価も同一で、軽い事とパワーがある事から、体力的に落ちている自分でも後半最後までバテずに力み無く打てた気がしました。

ちなみにタッチ感は両方ともよくて、それをさらによくしたのが『315』という評価です。
まあつまり自分が役不足だっただけの事ですね。
パワーのある競技者、もしくは競技嗜好の方にはむしろ『MANTIS Tour315』の秘めたる性能に驚愕する事でしょう。


次にボレーとオーバーヘッドです。

ことオーバーヘッドに関していうなら明らかに軽さにアドバンテージのある『305』が楽に狙った所に打ち込めました。
ただし『315』もヘッドライトな分打ちやすかったのでそれほど違いはなかったのかな?という評価です。
どちらも打ちやすかったです。

私の感じた違いはボレーでした。

『305』
ちょっと軽い事と目の粗さからか安定感が『315』よりは薄くて、万能感は薄かったです。
試合で相手の球が浮いて来たようなイージーなボレーでミスを連発してしまいました。
まあこれも自分の腕の問題が一番大きいんですが、『315』があまりにも気持ちよく打てたので余計そう感じたのかもしれません。
でもまあ普通に打つ分には全然良いですよ。
あくまでも315と比較しての話です。

『315』
このボレーに関してはパーフェクトです。
ココ最近でこんなにボレーの「打ち易い」ラケットは他には無かったです。
イージーなボールは勿論楽々叩き込めるし、なにより届くか届かないか分からない範囲の速いパッシングショットにやっと手が届いた時ですらも、届きさえすれば絶妙のコントロール感で狙ったとこに自在に打てる感触を味わえました。
ローボレーもしかりで、自分の準備が多少いい加減でも心地よいタッチで自在に深く滑るボールを相手コートに返す事が出来ました。
このラケットを使っていた最中でボレーを打つシーンがあった時にミスした記憶が無い程に最高のボレーが打てました。

もうこの一点だけでも後述するサーブの感想も含めて『マンティス315』は、最近はあまりいないかもしれませんが、サーブ&ボレーヤーに絶対的にオススメ出来ると感じました。

パートナーからも「今日はボレーいいね」と久々言われました(笑)



次にサーブです。

これは善くも悪くも違いがあり、それの違いがどちらも好感触だったのでサーブに関しては以前のマンティスよりも良いサーブが『打ち易い』と感じました。

『305』
基本的に軽快な反発力があり、かつスピンがかけやすいので、跳ねるスピンサーブ、トップスライスサーブ等が非常に打ち易かったです。
何よりもセカンドサーブで安心して振り切ってスピンで落としてコートに入れるなんて芸当が楽々出来ちゃいました。
サーブの重さ、みたいなものは『315』に一歩も二歩もゆずるかもしれませんが、コースや球種のバリエーションを含めて非常に実戦的なサーブが打てると感じました。

『315』
実はこれサーブもいいんです。
半年ぶりのテニスにも関わらず、風が弱まった時に一ゲーム中で二本もサービスエースが狙った通りに取れちゃいました。
その後もエースが所々取る事が出来たのは僥倖としかいいようがありません。
何というかサーブの時にはしっかりと体重が乗る感触があるというか、とにかくコントロールがしやすくて伸びるサーブが打てたみたいです。
ストンと落ちるようなセカンドサーブは打てませんでしたが、十分に強く打ててこれまた実戦的なサーブが展開出来ました。


このサーブに関しては個性が結構違いましたね。
ことテニスに於いてサービスキープのしやすさって試合に勝つためには絶対必要条件だと思うのですが、総合的な違いを強く感じました。

『315』は絶対的に質の良いサーブを打つ事によってそもそもサーブから絶対的な主導権を握ってサーブをキープしていくラケットだとしたら、『305』はサーブで相手を崩したり、バリエーションで翻弄していきながら最終的にはストロークの展開力でキープしていく形なのだと思いました。

まあという事はリターンゲームだとどうなのかというと、それは実は『305』の方が展開力が強いためにブレークを狙い易いとは思ったのですが……

ただ、単純にサービスゲームのキープ率を上げたいって理由が一番ならば私は『315』を勧めます。
速さだけじゃない球の変化と重さとですんごいサーブが打てますよ。

まあ最終的にこれをどう評価するかは使う人次第でしょうね。



総評

これはもうメーカーも『MANTIS Tour』と謳って宣伝している通りのど真ん中ストライクな完璧に競技者向けのラケットです。

といいつつ、実は自分的には純粋にテニスを楽しむ人で、競技指向ではない遊びの要素が強い人にも十分にオススメなラケットに仕上ってると感じました。

その理由として二機種共に共通なのですが、とにかく打球感が気持ち良くてボールを打ってて単純に楽しいんですよね。

ただ、もし自分が草トーの試合に勝ちたいって目的だけなら『マンティス265』と『マンティス305』は甲乙付け難い遜色の無い性能を発揮してくれるラケットだと思いました。
逆の言い方をすれば、本格派向けの『MANTIS Tour 305』が発売された後でも『MANTIS265』も未だに素晴らしい性能のラケットだと言い換える事も出来ます。

冷静に考えてみると40gも重さの違うラケットなのにおかしいですよね?
でも実際に打った感想はこの通りなんです。
『MANTIS』自体の基本性能がしっかりしてる事が要因だとは思うのですが、『マンティス265』も『マンティスツアー305』も同列に扱える素晴らしいラケットでした。

実のところ今回の試打を通じて『マンティス265』の良さも再確認する事が出来ました。
今、草トーのシングルスに出て、勝ち進めたとして決勝まで入れて6〜7試合を1日にさせられる事を考えると俄然『マンティス265』の性能は光ります。

その根底にある『プロストリンガー』の坂オーナーの完璧なマンティスの仕上げにも脱帽ですが、『MANTIS』社のラケット、本当に素晴らしいラケットです。

そして『マンティス315』は何と言うか、楔のようなラケットで何時迄も心に残り続ける精妙なラケットでした。

今の鈍った自分には過ぎたラケットだと思いますが、何処か未練が残るという感じでしょうか?
何しろ第一印象はこっちのが良かったのですから。

心理学的にはファーストインプレッションはとても大事で、最終的にはそれが良かったものを人は選び後悔しないらしいです。
そう考えると、色々書いてきましたが実は自分は『315』が深層心理では大好きで仕方ないのかもしれません。

が、私は現時点でははっきりと『マンティス305』に軍配をあげます。
それは結果的には楽に楽しいテニスが出来るからです。

もしこの鈍った身体が完全にリフレッシュされて、テニス感ももっと取り戻した暁には『マンティス315』を選ぶかもしれません。

まあ、最終的に言わせてもらうならばそれほどに二機種の違いが明確で、どちらの強い個性も良かった、というだけの事かもしれません。


ところで今回、風も強かったし、何より半年ぶりのテニスだったので最初はパートナーに「後半少しはまともに打てるようになればいいね」なんて話ながらコートに入ったのですが、結果的にはほぼ最初から全然普通に打てました。
終わってから気づいたのですが、これは一重にラケットとストリングの施行のマッチングが絶妙なために腕を凌駕してるからだと思います。
それほどに打ち易いラケットと施行です。
これ多分プロスタとかだったら最後までまともに打ててないんじゃないですかね?

最後にいつも通りパートナーの言葉で締めさせて頂きます。
「ちょっと信じられないくらいの凄いボールがどんどん来る。なんか隣のコートなんて多分大学生の若い子が身体を目一杯使って思いっきり打ってるけど、そのコートがスローモーションでテニスしてるように見える程だよね。マンティスのラケットと坂さんって凄いね〜」

確かに……でも、そのコメントって俺の腕は関係ないってことだよね(^^;
でもそれよくわかる。
俺もパートナーのあなたの打ってくる打球が速いし跳ねるし「すげ〜、なんじゃこの球」って思ってたから(笑)
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by suzy35 | 2012-04-08 23:20 | テニス

ラケットの価値って何でしょうか?

今回は、MANTIS265を使うようになってずっと考えていた事を少しだけ書いてみます。

今現在絶好調で使用している「MANTIS265」ですが、これはストリング張り上げで消費税込みの二万円以下の金額で購入する事が出来ました。

確か今現在でも「プロストリンガー」テニスショップでは二万円を切る金額で、ストリング施行込みの値段である筈です。

そう考えると……最近の新しいラケットは軒並み二万五千くらいはしていると思います。
最新のヘッドのIGモデル(プレやラジカル)は二万円台後半の値付けで販売予定だそうです。

ここではたと考えてしまいます。

好きなプロプレーヤーが使用してるから私もそれが使いたい、もしくはこのブランドが大好きだ!というブランディング戦略が上手くいっている。

上記のこの二つ以外の理由で「MANTIS」ラケット以外を選ぶ理由ってあるのかな?という事です。

安かろう悪かろうじゃ私だって嫌ですし、どんなに安くても品質が悪かったり値段なりのチープなラケットならば私は決して買いません。

そういう意味で「MANTIS」ははっきり言って最近のまともに使えるラケットの中ではダントツに安くて、それでいて例えばピュアドラとか、エクストリームとか、諸々のラケットと比べても全然負けてない、それどころか勝ってる部分すらあると思います。
勿論負けてるところだってあると思います。例えば何処に当たったか分からないぼあぼあした打球感ながらも全面スイートエリアでわりとアバウトに打っても球が返球出来るピュアドラとか……
超クリアな打球感でコントロール性能抜群のフェデラーモデルのツアー90や打球感が最高で染み入るような心地よさを堪能出来るプレステージMIDとか。

勿論価値観は様々なので、ロディックが好きな人はピュアドラを使う事が重要だと思うし、フェデラーが好きな人はツアー90系統を使うと良いテニスが出来ると思うし、ジョコビッチが好きな人はスピードを使えば気分良くボールがヒット出来ると思うので、それはそれでそういう嗜好の方のテニスの一つの楽しみ方として私はむしろそれをオススメします。
自由なテニスって楽しいですからね。

でも、ただ選手の真似をするだけではなくて、ちゃんとしたきちんとしたテニスがしたくて、それでいてそれが安く出来るのならばそれはその方がいいと思いませんか?

そういう用途には「MANTIS」は最適だと思います。

何しろコストパフォーマンスは抜群も抜群。
確かに性能的にはもっと上のラケットもあるかもしれませんが、それは間違いなくもっと高いです。

実際にコートで「MANTIS265」を打っていて強く思う事は、ラケットに求める事はこれ以上は必要ないな、という事です。
それ以上のテニスを目指すのならば、それは後は腕を磨けばいいと真剣に心底思えるからです。

ある意味ではしっかりした基本がちゃんとしていない人には打ちにくいラケットなのかもしれません。
でも、ある程度打てる人だったらこれが意外にもしっかりと作られていて、基本に忠実なラケットだと感じると思います。

それはちゃんとした準備だったり、ちゃんとしたスイングだったり様々ですが、そういう基本に立ち返って自分の技術を磨く大切さを教えてくれるラケットなのだと思います。

そういう意味では、今までラケットに頼り切ったテニスをしてきた方には扱いにくいラケットだな、と思われるかもしれません。
でも、それでも使い続ければ、コートで自分がミスったと思った時にミスになる、良いショットが打てた!という時にグッドショットが打てる、そういう性質のテニスを教えてくれる興味深いラケットではあると思います。

ましてそれが二万円を切るんですからもうこれ以上いう事は無いと思います。

今のご時世はあまり趣味にお金をかける余裕ってないような気がしています。
実際に私もそうで、正直な所削れる所は削りたい、でもテニスはどうしてもしたい。
だから常にニューボールでプレイしたい。

そういう時には「MANTIS」がオススメです。
後は安いけどちゃんとしたボールも…

安いのに正統派。
安いのに、しっかりしていて十二分なテニスが出来る。

だから今の私にとって、他のラケットを購入する気には全くなれません。
勿論、今は購入したばかりだから当たり前ですが、今後も他のメーカーのラケットの値段が円高のくせに高値安定していて変わらないようでは次に買い替えるラケットも「MANTIS」になりそうな予感がしております。

個人的にはヘッドだってウイルソンだって良いラケットが沢山あるんだから、もっと値段を頑張って安くして欲しいと思います。
そうしたら買い替えのサイクルも今よりも速くなるだろうし、欲しいラケットを思わず買っちゃうなんて事も出てくる事でしょう。
でも今の高値安定している他のメーカーのラケットは購入する気にはなりません。

皆さんはどう思われますか?

まあでもプロスタMIDの超直系の進化版が出たらコレクターとして買っちゃいますけどね(笑)
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by suzy35 | 2011-11-18 00:17 | テニス

MANTISマンティス265にしました。その2

前回からの続きです。


もの凄くざっくりとした元も子もないような事を言ってしまうと、マンティス265で120%現代のテニスがより楽に出来てしまいます。

それなりに腕力と技術が伴った人の打ってくる球でも打ち負け感がなくて、むしろそれをがっちりと受け止めて打ち返す事が出来ます。

前回のインプレの時に、マンティスでもラケットが重い方が球の威力は出易い、と書きましたがその特性の差は確かにあります。
だから筋力もちゃんとある競技者レベルの人には迷う事なく300を進めます。

が、プロストリンガーで施行してもらったMANTIS専用開発ストリングとの組み合わせでは『MANTIS265』は無類の良さを発揮して、自分の技術さえ追いつけば相手にとっていやな球がどんどん打ててしまいます。

それゆえに私は今回、『MANTIS265』を選びました。

敢えて多くを語る事なくシンプルに伝える言葉を慎重に選ぶのならばこうなります。

「本物のプロが開発段階から参加したものに対して、本物のストリンガーがそのラケット「MANTIS」に、魂を込めて開発したストリングの組み合わせとそのラケットに施されたストリングの完璧な施行が本当のTENNISを実践する上で与えてくれる影響は無限大である」

という事です。

偽物が多い最近の世の中ですが、正真正銘本物のプロが精魂込めて仕上げたラケットは芸術品に等しい魅力を持っています。

疑われる方がいましたら是非とも「プロストリンガー」テニスショップを訪ねてみて下さい。
そして一度でいいから、そこで仕上げられた「完璧」な「MANTIS」ラケットを握ってコートで実際に打ってみて下さい。
勿論全力で打ち合ってみて下さい。
ボールを思う存分叩いてみて下さい。

そうすれば私が何を伝えようとしているのかその時に始めて理解出来ると確信しております。

言葉では言い表せない「何か」が見つける事が出来ると思います。

最後になりますが、この良さを知らないでTENNISを続けるという事は本当にもったいない事だと思いますので、是非無理にでも機会を作って試してみて下さい。
きっと心から感動する事と私は信じています。
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by suzy35 | 2011-10-26 23:21 | テニス

MANTISマンティス265にしました。その1

今回は、前回まで三種類の試打をしたMANTIS(マンティス)社のラケットについてその後の事を語ります。

私はどちらかと言えば古くさい考え方が好きで、何にしても拘る傾向があり、ラケットについても様々な種類のラケットを試して来ましたが、結局のところ若い頃の自分の全盛期の記録と、そして多感な青春期に観たサンプラスの存在が何時迄も心の奥底から消える事がなく、最終的には『ハイパープロスタッフ6.0-85』に還って来てしまっていました。

これは過去の青年時代への青臭い郷愁であり、かつ過去への憧憬でもあるのです。
しかし、真なるTENNISをするために動いている最近だから分かったのでしょうが、MANTISラケットの試打を通して最新の美しいテニスをするために合理的なラケットチェンジの必要を強く感じました。


そして今回、私も

『MANTIS265』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 265g
バランス 335mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 69

を購入致しました。


今回MANTISの三機種、特に265を真剣に打ってみて理解した事があります。
それは軽いラケットを使う事によって、テレビ画面の向こう側、テニスのプロの選手の世界がかいま見れるという単純で、そして奥深い真実にたどり着いたのです。

これは元々私の考えではありません。

三本全ての試打ラケットを貸し出してもらった「プロストリンガー」の店主からのアドバイスが元になっております。
そしてその言葉は本当でした。


さらに言うのならば、ストリングの施行の違いが決定打でしょうか。

現在女性パートナーのMANTIS265にはプロストリンガー店主の開発した「イエロー」というMANTIS専用のストリングが張ってあります。
これは柔軟でしなやか食いつき感が良くて、さらにコントロール性能も抜群というストリングです。

そして私の『MANTIS265』ですが、ストリングはこれまたプロストリンガー店主の開発した新開発の「ホワイト」という特殊なストリングで、詳しい事は分かりませんが、とにかくシャープでソリッドな感触が心地よく、本当に気持ちよくボールをハードヒット出来ます。
絶妙の手応え感が最高です。

265グラムとかなり軽いのに、球への打ち負け感は殆ど感じません。
それどころかむしろ軽い事へのメリットを最大限に生かして、スイングスピードをあげることが出来ました。


次回に続きます。
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by suzy35 | 2011-10-13 19:00 | テニス

『MANTIS(マンティス)300』の試打インプレ!

本日も前回のブログと同じく、MANTIS(マンティス)社のラケット『MANTIS(マンティス)300』のデモラケットを打つ事が出来たので、その感想を載せておきたいと思います。

今回インプレするのはMANTISの中でも完全に競技者向けのスペックである事を最近理解したラケットである『MANTIS(マンティス)300』になります。


以下がスペックになります。

『MANTIS300』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 300g
バランス 320mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 70


スペック的にはいわゆる「黄金スペック」ってやつですが、バボラとか他のメーカーと比べると少しトップライト気味に感じました。
他のメーカーとの違いをあえて挙げるならば、素材がハイモデュラスカーボン100%という所でしょうか?

最近は様々な新素材を採用したり、バボラのウーファーに代表されるギミック的な工夫をして他社との違いを出そうとするメーカーが多いなか、MANTISは超シンプルです。
目に見える限りではギミックもないし、素材もシンプルです。
恐らくそのせいだと思うのですが、施行によって使い勝手が恐ろしい程に変化してしまうようです。
これは最近になって少しづつマンティスのインプレが出て来た中で感じる事です。
フレームの成り立ちがシンプルな分、より張り手の技術が問われるラケットなのだな、と実感しております。

ちなみに前回の二本はハードコートでの試打で、今回はオムニコートでの試打である事を予め記載しておきます。
そのため全体的に球足が遅く、またバウンドも低かったため、前回の試打よりもボールは叩き易かった環境でした。

まずざっくりした感想からいうと、かなりガツガツ打てるラケットに仕上がっています。
なんというか、このマンティスって軽い方でも十分に中身の詰まった感じがするのですが、この『MANTIS(マンティス)300』はさらに中身がぎっしりと詰まったしっかりした打球感が持ち味です。
そのおかげかかなり強いボールをいとも簡単に打ち出せてしまいます。
強打した時にはシャフトが絶妙のしなり感を魅せて、ともすれば気持ちよく打ってしまうタイプのラケットに仕上がっていました。

打球感は前回試打した二本ととても似ていて、さらに手のひらに伝わる打球感が心地よく、ボールが何処に当たったかはっきりと分かるクリアな打球感でした。

ある意味で、このラケットはまさにバボラのピュアドライブとアエロプロドライブと殆ど同じスペックになりますが、やはり打球感の良さはマンティスが上でした。
バボラはウーファーのせいなのか、それとも製法のせいなのか分かりませんが、フレームに何処か空洞感があり、そして基本的に打球感は曖昧で、ボールの返球率は高いかもしれませんが何処に当たったのかイマイチ分かりにくいラケットという特性と比べると明らかな違いがあると思いました。
前回も記載しましたが、これは好みの問題もあるので、どちらがいいとは言い切れませんが、私的にはマンティスを選びたいと思います。

理由は二つあります。
一つ目は打球感が気持ちよい事。
二つ目は実勢価格が二万円を切るというマンティスの抜群のコストパフォーマンスの良さです。

ほぼ似ているなら当然安い方がいいですよね?

ちなみに私がよくヒッティングする女性のパートナーは今まで長い事バボラのぼあぼあした打球感が好きという理由でアエロプロドライブユーザーだったのですが、前回の試打でいたく感激して現在正式に『MANTIS(マンティス)265』を購入してラケットをチェンジしました。
変えた理由を聞いたら、「このラケットはヤバい!」と言われました。
今では恐ろしいほどの勢いで、活き活きしたボールを打ってきます。
新たに聞いたメリットとして「ラケットの重さを殆ど感じないからコートカバーリングが良くなった」と言っていました。
「前後左右に振られた時も全力で走りやすい」とも言っていました。
正直女性ながらなかなか深い言葉だと思いました。

実は私もラケットをチェンジしたのですが、その感想は次回に詳しく書きたいと思います。

唯一感じた欠点としては、『MANTIS(マンティス)285』とあまり違いを感じなかった、という事でしょうか?
それまで使っていたラケットが『ハイパープロスタッフ6.0-85』で、基本的に総重量が350グラムを超えるラケットだったのでこの二本については殆ど差異を感じなかったというのが本音です。

ちょっとフライングして記載すると、『MANTIS(マンティス)265』までいくと明確に違いが分かります。
そしてその軽さなのに、『MANTIS(マンティス)300』と比べても劣らない打球が打ててしまった事を今は報告しておきます。


さて、では実際にコートで打撃したインプレです。

まずはストローク。

クリアな打球感ながら、ボールの重さをあまり感じる事なくガツガツとボールを叩けます。
フラット系からスピン系まで自由自在にボールを打って行けます。
シャフトが絶妙にしなってくれるので気持ちの良いホールド感があり、あまりミスする感覚を感じずに感性の赴くままにボールを打てます。
オムニコートだったので余計ストロークは容易だったのですが、これは本当に安定感があり、安心してラリーを続ける事が出来ました。

特筆すべき特徴としては、打球音がクリアで耳にも気持ちの良い音を聞かせてくれる事でしょう。
ラリーが続いている間は音楽を奏でながらダンスをしているような感覚におちいります。
それほどにしまった音で、良い響きを持っています。
車で言えばフェラーリのエンジンサウンドみたいなもんです。
音だけでその気にさせてくれるというか……

私の感想ですが、音に関しては『MANTIS(マンティス)300』が一番じゃないですかね?

勿論、他の機種も音は良いのですが、音だけに特化するならばz『MANTIS(マンティス)300』がオススメです。

それから以前軽い機種の欠点として挙げていた手首を使いすぎるって事ですが、この機種ではほんの少しかげを潜めてきました。
でも、それでも遠くに振られたボールでも追いつけばボールが帰ってくれる性能はそのままなので、パワーアシストも案外期待出来ます。

まあ優等生的なラケットと感じました。



次にボレーとオーバーヘッドです。

これは少し重さがあるので、操作性は少し劣りますがその分面の安定感がアップしているので、安心して速い球を狙った場所に打つ事が出来ました。
速いボールでも負けにくいって特性はさらに強化されていて、これなら競技者指向の方でも不満は出ないでしょう。
相当に強い球でもがっちりと受け止めて自在に還せます。

オーバーヘッドも安定感が持ち味でしょう!
落ち着いて処理すれば問題なく、普通に決定力のあるボールを打てます。

このボレーとオーバーヘッドについても軽い機種同様にほぼ欠点の見つかりませんでしたが、明らかにもっと速い球を打ってくる相手を想定している感じで、自分にはオーバースペックだなと少し感じてしまいました。
それほどに良く出来ています。



次にサーブです。

う〜ん、なんていうかとてもがっちりと打てます。
自分のスイングパワーを余すところなくボールに伝えられるというか、パワーの逃げないラケットです。
他の機種と比べると少々重く感じますが、逆にこの重さが競技者にはたまらない性能だと感覚的に理解出来ました。

勿論どの球種も自由自在です。
自分の腕力さえ完璧ならば、ってとこです。

サーブで特に理解しましたが、強く打てば打つ程応えてくれるMANTISラケットの中でもかなりのハードコアなラケットでした。



総評

これははっきり言ってメーカーの宣伝通りの完璧な競技者向けのラケットと最終的には感じました。
理由もちゃんとあります。

いわゆる「黄金スペック」といわれるゾーンのラケットでありつつ多分使えば例え女性でも普通にも使えてしまう一方で、ウィルソンのプロスタッフシリーズやヘッドのプレステージシリーズ等に匹敵する超ハードコアな一面も持っているのです!

というか、そうした本格派とも全く容易に戦えてしまう最高の武器になり得ているのです。
これはある意味で脅威の性能だと思います。

私の個人的な感想ですが、本当に競技指向の方で更なる上のレベルに挑戦したいと真剣に考えている方には自信を持って『MANTIS(マンティス)300』を勧める事でしょう。
何故ならその高度な領域、その深い水域で存分に戦える性能を持っているからです。
プロレベルの公式な試合で勝ちたいと願っている方は是非『MANTIS(マンティス)300』に注目して下さい!
そして存分に試合で打ち合ってみて下さい。
きっと驚嘆する事でしょう。
何故なら全く問題無く打ち合う事が出来、かつ勝率が高まるラケットだからです。

一度これを使ったら他の重量のあるラケットを無理して使うのがばからしくなるほどに優れたラケットです。


そういう訳で、通常の基準から言ったら十分に軽いラケットなのですが、軽いラケットにメリットが沢山見いだせるマンティスの中ではアマチュアにはちょっと重いかな?と思いました。

始めは男性には『MANTIS(マンティス)300』か『MANTIS(マンティス)285』じゃなきゃ軽すぎるだろう、と普通に思っていましたが、試打を通じてその考えは見事に打ち砕かれました。
恐らく平均的な成人男性ならば『MANTIS(マンティス)265』が最も最適な重量なのでは?と真剣に悩む程考えてしまいました。

最初っから『MANTIS(マンティス)300』だけしか知らなくて、これだけを使っていたら何の疑問も持たずに『MANTIS(マンティス)300』に満足していたでしょう。
そして『ハイパープロスタッフ6.0-85』から疑う事もなく移行していたかもしれません。
がしかし、今の筋力の落ちた自分にとって『MANTIS(マンティス)265』を真剣に試打してしまったら、その魅力に完全に魅了されてしまったのです。


結論としては、純粋な競技者が使うならば自信を持って『MANTIS(マンティス)300』を進める事が出来ますし、勝ちにいける本当に良く出来たラケットだと思います。
でも、草トーのオープンレベルでの試合しか想定していないならば、そんなに重いラケットを使う必要は無いと断言出来ます。
間違いなく『MANTIS(マンティス)265』で打ち勝てると確信しております。

それほどMANTISのラケットは実践的、実戦的なラケットなのですね。

そしてこの続きは次回のブログに記載したいと思っておりますので、次回も宜しくお願い致します。
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by suzy35 | 2011-10-03 02:40 | テニス

『MANTIS(マンティス)265』の試打インプレ!

本日は前回からの引き続きで、MANTIS(マンティス)社のラケット『MANTIS(マンティス)265』のデモラケットを打つ事が出来たので、その感想を載せておきたいと思います。

今回インプレするのはMANTISの中でもどちらかと言えば女性向きの(というイメージのする)ラケットである『MANTIS(マンティス)265』です。

以下がスペックになります。

『MANTIS265』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 265g
バランス 335mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 69


前回試打をした『MANTIS(マンティス)285』とはフレームの形状は一緒なのですが、こちらはカラーリングもホワイトが基調になっていてより女性的な優しいイメージがします。
が、可愛い系の外見に騙されてはいけません。
これがまた打ってみたら男性でも全然いけちゃうんじゃないかと真剣に思ったほどに、相当に良いラケットだったのです。

最初はコートで試合にも一緒に出ているパートナーの女性に『MANTIS(マンティス)265』を試打してもらいました。
この時に自分は『MANTIS(マンティス)285』を使用しました。

ちなみにパートナーの女性は身長165センチで、片手フォアの両手バックハンド。
一見細身ながら意外に力があるパワフルなストローカーで、普段は300gのバボラ、アエロプロドライブを軽々と振り回しながら使用しております。

実際試合をしていてファーストサーブが入ると男の自分でもリターンに苦しむ時がある程パワフルな女性です。

まず客観的な感想ですが、今までパートナーが使っていた300gのラケットと比べてもパワフルで重い球が来てびっくりしました。
なんていうか……しっかりとスピンがかかっていて跳ねるし食い込んでくる打球です。
丁度300gのバボラのアエロプロドライブを持った男性と打ち合ってるかのような感じです。
いや、それよりも打にくかったかも……

とにかく久しぶりに普通のラリーでたっぷりと汗をかかせられてしまいました。
何故ならこちらもある程度は力を入れないと打球に負けてしまうからです。

今までのアエロだとこれほどボールが跳ねてこないし、何より打球は速いですがボールの重さを感じた事はほとんどありませんでした。
が、『MANTIS(マンティス)265』は跳ねてくるし、打球が何と言うか重いんです。

実際インパクトした後の自分のラケットのフェイス面の縦のストリングのずれ方が今までとは違います。
まるで、パワーのある男性と打ち合ったの?という位にずれるし、フェルトの跡が今までよりも残ります。

パートナーに実際に打った感想を聞いたら「軽くて扱いやすいし、しかも打球感が気持ちよい!」との事でした。
この軽いのに打球感が気持ちよいというのは自分のインプレとも良く似ているので、『MANTIS』のラケットの一つの特徴なのでしょう。

ちなみに欠点を挙げるとしたら、あまりに軽いからたまに雑にブンブン振り回しすぎてしまうって事と、これ持った後にアエロを持ったら「重〜い」と言ってました。



で、自分も打たせてもらいました。

まずはストロークです。

確かに相当に軽いです。
『MANTIS(マンティス)285』と比べてもさらに軽い感じで最初はおもちゃみたいに思ってしまいました。
が、実際にボールを打ってみたらこれまたしっかりとした中身の詰まった打球感で、軽い力でしっかりとボールをヒット出来ます。
最初は軽さからか、『MANTIS(マンティス)285』よりも堅く感じたのですが、少し打っていると慣れてきて楽に良いボールが簡単に打ててしまいます。

当然エッグボールもどきも簡単に打ててしまいます。
また打球感も良いのですが、ボールをヒッとした時の音が良い!
心地よい打撃音と共にキレの良いボールが飛んでいくのは快感の一言でした。

ちなみにこの時にパートナーの女性に『MANTIS(マンティス)285』を打ってもらったのですが、正直な所『MANTIS(マンティス)265』よりもよりボールの重さが増しているというか、食い込み感が増しているのが分かりました。
やはり重量なりにはボールの押し込み感みたいなものは減少する様です。

ま、でも、これで『MANTIS(マンティス)265』の軽いラケットで『MANTIS(マンティス)285』よりも重いボールが打てたら筋トレなんてやってられないですけどね(^^;

これは比較しての話なので、欠点ではないのですが、そういうボールの重さの違いは確かにありました。

また私が感じた欠点は、『MANTIS(マンティス)285』の時の感想と全く一緒で、軽すぎて手首で打ってしまう、という事でしょう。
よい軽いからよりこじってしまう時がありました、が、これもラケットというよりは使用者の問題なので、ラケットの欠点とは言えませんね。
でも、男性は楽出来るからって楽しすぎには気をつけましょう。


次にボレーとオーバーヘッドです。

これは軽いからいいっすね。
今回もまた特筆すべきポイントは、軽いのに案外相手のボールに負けにくい、って事でしょうか。
速い球にはもっと弾かれちゃうのかな?と思っていたのですが、ほぼそんな印象はありませんでした。
重量とバランスの兼ね合いが絶妙なのか、それともフレームの素性がいいのか、それともストリングの施行がいいのか正確な判断はつきませんが、とにかく打負けるって印象は感じませんでした。
しかも『MANTIS(マンティス)285』と同じく距離感が良くてコントロール性能も良い。

ただ、この頃から『MANTIS(マンティス)265』でこんなに楽に打てちゃうなら男の自分でも『MANTIS(マンティス)285』とかの重いやつよりもいいんじゃないか?という疑問が湧いてきてしまいました。

オーバーヘッドも軽いからか、本当に楽に相手のコートに叩き付ける様に打つ事が出来ました。

このボレーとオーバーヘッドについてはほぼ欠点が見つかりませんでした。
むしろ軽さからくるメリットばかりが目立ちました。


次にサーブです。

これも良かったです。
軽いからより振り回しやすく、それにインパクトの瞬間に一瞬の食いつき感があるからスピンがかけやすい事にメリットを感じました。
人間は肩の構造上、本来はボールを投げるような動作は苦手としていると本で読んだ事があるのですが、これだけ軽いと肩に負担がほとんどかからずに不安なく全力でボールを打てます。

おそらく『MANTIS(マンティス)285』よりは食い込む感じは減ってると思うのですが、必要にして十分というか、こちらから見ている分には十分に良いサーブが楽々打ててしまいました。

恐ろしい性能を秘めたラケットです。


総評

前回の『MANTIS(マンティス)285』に引き続き本当に深淵なラケットでした。
繰り返しになりますが、
多少いい加減でも楽にいいボールが簡単に打てちゃうけど、その実とてつもない深淵を持ったラケットだと最終的には理解しました。

そして本当に『MANTIS(マンティス)265』は一般的に考えると女性向けなほどに軽いのに、そのデメリットをあまり感じさせないというか、むしろ軽さのメリットを感じてしまう自分に怖くなりました。

ただ、それを自分なりに考えてみるとようするに自分でも『MANTIS(マンティス)265』で十分って事なのかな?なんて事を考えてしまいました。

普段から筋トレはしていますし、若い時にはJOPのオープントーナメントなどにも出ていましたが、歳を取った今となっては自分にはこれくらいの重量のラケットが最適なのかもしれません。

つまるところ軽いからよりイメージに近いスイングが出来ているのでしょう。
重いラケットはどうしてもイメージ通りには身体がついてこないって事もあるのでしょう。

そんな事を思い知らされた試打でした。

さて、『MANTIS(マンティス)285』と『MANTIS(マンティス)265』。
男の自分が使うならばどちらが良いのでしょうね?

いや〜しかし技術の進歩って凄いですね。
ラケット的にも、ストリングの施行的にも。
なんか今まで筋トレをしながら重いラケットを使っていた自分がアホに思えて来てしまいます。
まあ、でもそんなアホな自分も好きなんですけどね(笑)

そんな贅沢な悩みを抱きながら今回のインプレを終わりにしようと思います。

そして最後にパートナーである女性の言葉でインプレを締めくくらせて頂きます。

「本物のプロが一つのモノに魂を込めるとこんなに凄い仕上がりになるんだね」

同感です。
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by suzy35 | 2011-09-24 00:40 | テニス

『MANTIS(マンティス)285』の試打インプレ!

本日は今年の秋にイギリスから日本への上陸を果たす新しいテニスラケットメーカーであるMANTIS(マンティス)社のラケット『MANTIS(マンティス)285』のデモラケットを打つ事が出来たので、その感想を載せておきたいと思います。

今回日本で販売されるMANTISのラケットは全部で四種類のラケットがラインナップされており、全てが同じモールドから作られております。
違いは重量とバランスとカラーリングと柔らかさだけ。

しかし、これがみそで、いい意味で余計な機能が付与されていないので、自分の好みでラケットの選択が出来る様になっております。
以下がスペックになります。

『MANTIS 300』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 300g
バランス 320mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 70

『MANTIS 285』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 285g
バランス 325mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 70

『MANTIS 265』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 265g
バランス 335mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 69

『MANTIS 250』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 250g
バランス 345mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 68


今回試打をしたのは、『MANTIS 285』と『MANTIS 265』なのですが、両方ともに同じモールドとは思えない程にそれぞれの重量とバランスに最適化された打球感であったり、操作性であったり、ボールのノビであったりしました。
つまり、外見はカラーリング以外はそっくりだけど、打つと意外に味付けが違っていて、それぞれが質の高いボールを打てるようになっていると言えばいいのでしょうか?
とにかく完成度が高くて、どちらに持ち替えてもそれぞれに違った個性が自分の感性に訴えかけてきます。

よく他のメーカーでも重量の違いによってそれぞれ最適化をはかっていますと宣伝していますが、今回のMANTISはフレームのモールドが全く同じだけにここまで違うのか!と驚きを隠せない程の違いを感じました。
そしてその違いが個性であり魅力となっていて、男性なら重いラケットが好きな人は「300」か「285」を選んでしっかりボールを叩けばいいし、軽いラケットが好みの人は「265」か「250」を選んでしっかりと振り回してスイングスピードを高めるといった選択が可能です。
女性の場合でも同様で、今回実際に「265」を女性に試打して貰いましたが、軽いにも関わらず打ち負けずに楽にスイングが出来、かつ凄いボールが簡単に打てる!と驚愕しつつも感動していました。


さて、ではここから実際にコートで打ったインプレに入りましょう。
今回は『MANTIS 285』のインプレです。

基本的には軽くバランスも頭が重すぎずにイーブン目なラケットなので、操作性は抜群です。
そしてこんなにも扱いやすいのに、実際にボールを打ってみると不思議なくらい打ち負け感がなくて、手応えも抜群で中身がしっかりと詰まった打球感を感じます。
逆にこんなに軽いラケットなのになんで?という疑問すら持ってしまうほどです。

例えば、同じようなバボラのピュアドライブとかアエロプロドライブとかはどちらかと言えば中身の空洞感が伝わってくる軽い打球感なのですが、これはそれよりもしっかりはっきり、くっきりした打球感が伝わってきて好印象でした。
この辺りの感覚は好みの問題だと思うので、打球感はアバウトだけど全面スイートエリア、みたいな感覚ががいい!という方はバボラを選べばいいし、やっぱりテニスはインパクトの瞬間に何処に当たったが理解出来て、かつ絶妙な手応えがあってなんぼでしょう!という方にはMANTISは最高の打球感を提供してくれます。
実際打球感の良さ故にコントロール性能も抜群でしたし。

唯一のデメリットは、メリットの裏返しで、最悪手首だけでも打てちゃうという事でしょうか?
なので簡単にいいボールが打てるからって横着をすると手首を酷使する可能性があります。
ただ、これは持ち手の問題であって、ラケットの問題ではないでしょう。

それよりも、追い込まれた時にどうしようもなく手首だけで返球した時に、意外にも良いボールが打てるというのに驚く方がメリットを感じる人の方が多いのではないでしょうか。



さて、まずはストロークです。

スピンとボールのノビの融合感が絶妙です。
軽量にも関わらずしっかりしたフィーリングのフレームは、しっかりと振り切って打撃出来た時には気持ちの良いしなりを伴って、ボールを打ち出す事が可能です。
逆に追い込まれて当てるだけの時にはフレームが意外にもアシストしてくれて、相手コートの深くに返球する事が可能です。
これは実際の試合の場面でとても助かる性能でした。
追い込まれてやっとおいついたボールを切り返して、状況を再びイーブンに戻せる感覚はなかなか得難いもので、それが簡単に出来ちゃいます。

また軽いからいわゆるエッグボールも簡単に打てます。
しっかりと前で捉えて強烈なスピンをかけてやると、バズンという打球音と共に相手コートで面白いように急激に落ちて跳ね上がるボールがいとも簡単に打ててしまいました。
これは驚愕の性能と言っていいでしょう。

私はサーブ&ボレーを好むので、個人的に特筆すべき性能として上げたいのがスライスの打ちやすさです。
スライスでもしっかりと振り切れて、かつ殆どボールが浮く事が無く伸びとキレのあるスライスが打てました。
実際に試合中にスライスのアプローチがエースになる場面が何度がありました。

これは是非自分が今までもっていたラケットと打ち比べて下さい。
そして出来ればコートの向こうで打ち合う相手に持たせてみて下さい。
今までみた事が無いような凄い打球が飛んできます。
これは誰でもすぐに実感出来ると思いますので、試打の際には是非相手にも打ってみて貰って下さい。
そうすればこれがどれだけ凄いボールを打てるかが理解出来ると思います。



次にボレーとオーバーヘッドです。

操作性の良さと打球感の良さは特にボレーに活きていて、そのおかげでコントロールがしやすくて、かつ威力のある滑るボレーが簡単に打ててしまいました。
これもフレームのアシストが案外ある事からくる性能だと思います。
ようは飛びの距離感が抜群って事ですね。
そしその距離感のコントロールがとてもやりやすくて、意思に忠実なラケットと言えるでしょう。

そしてそれでいて軽いのに打負けるって事が無い。
これを使ってると重いラケットを使う意味ってあるのかな?と不覚にも思ってしまいました。

オーバーヘッドも軽い事に由来する操作性の高さから、結構楽に威力のあるボールが打てちゃいました。
多少深いところからでも、自信を持って相手コートに打ち込めます。

このボレーとオーバーヘッドについてはほぼ欠点の見つかりませんでした。



次にサーブです。

個人的に唯一最初戸惑ったのはサーブでした。
自分はかなりクセのあるサーブを打つ事が多いのですが、その打ち方をしていると普通にフラット気味に当てようとしたときに、ひっかかり感が少なくてノビが不足していました。

が、いわゆる正統派のちゃんとしたフォームでトップスライスを打ってみたら目から鱗状態なほどに素晴らしいサーブが打てました。
フレーム厚があるので、かなりスピードも出ますし、それでいてかつバウンド後に滅茶苦茶跳ね上がります。
まずファーストが入ると簡単にはいいリターンをくらいません。
セカンドも攻撃されない程度の跳ねるサーブがこれまた簡単に打てるので、ここら辺から好印象に変わってきました。

デモラケットを借りる時に、精妙にボールを打撃するラケットだと言われていたのですが、サーブでこの言葉の意味がよく分かりました。
ある意味でとても現代的な味付けのラケットで、現代のパワーテニスに対抗するには最高の武器であり、かつちゃんとした綺麗で美しいスイングを要求するラケットだったのです。

勿論こじるような打ち方をしたってラケットはついてきてくれます。
でも、きちんとした打撃をした時には特上の感覚を味合わせてくれて、特上のボールが相手コートに突き刺さります。

ここまで来て本当に奥の深いラケットだと実感するに至りました。



総評

多少いい加減でも楽にいいボールが簡単に打てちゃうけど、その実とてつもない深淵を持ったラケットだと最終的には理解しました。

このラケットは打てば打つ程高い満足感があり、綺麗なフォームで完璧に打てば打つ程応えてくれるのです。
でもまだ私の腕ではこのラケットの性能の全てを引き出してるとは言えません。
それだけ遥か高みを目指して作られたラケットだという事なのでしょう。

本当にチャレンジのしがいのあるラケットだと思います。
そしてそれは決して最初からハードルが高いわけではないのです。
最初は誰でも打てる上に、ラケットの性能で最上の性能を提供してくれます。
そして、自分の上達に合わせてラケットがまた違った顔を見せてくれるようになってきて、その頃には自分が今までの領域よりもさらに上に来ている事を実感するでしょう。

打っていて純粋に楽しいラケットであるが上に、自分を更なる高みへと導いてくれるラケットでもあるのです。

普通は上達するとさらに上級者向けのラケットとかに買い替えるとかすると思うのですが、この『MANTIS』は違います。
初心者から何の問題なく使えて、そして上手くなって上級者になっても使えるラケットだと思います。
一度で何度も美味しいラケットとでも言いましょうか、とにかく面白いです。

嘘だと思う方は是非とも一度試打をしてみて下さい。
値段の安さも魅力ではありますが、ラケット単体としての性能も最上級なラケットだと分かると思います。

最近のラケットの中では個人的には一押しです!
現状ではこれに比肩するラケットは思いつきません。

二番手としてはウィルソンのプロスタッフMIDを上げておきます。
なぜならそんな名器と比肩出来る数少ないラケットだと思ったからです。

現在私はウィルソンの『ハイパープロスタッフ6.0-85』を使っていますが、『MANTIS』が正式に販売開始したら『MANTIS300』か『MANTIS285』に変更しようともくろんでいます。
今回の試打はそれくら驚愕して感動しました。

『MANTIS』本当に楽しかったです。

次回は女性に超オススメだった『MANTIS265』のインプレを掲載するつもりです!
ではまた!
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by suzy35 | 2011-09-08 13:47 | テニス

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