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ヘッド『グラフェン・スピード・シリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』についての考察

今日のブログは前回の話題からちょっとそれてしまいますが、画期的なラケットがヘッドから発売されたので、その事について書いてみたいと思います。

主に言えばヘッドから新しく発売された『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』についての考察です。
(ちなみに正しい読みは、グラフィンなのかグラフェンなのか不明です。何故ならヘッド社のサイトでは「グラフィン™」と記載されているからです)

しかしこの考察はヘッドの新しいラケットのテーマについて考察するものでラケット単体の性能について評価するものではありません。

ただ、この考察は一般のアマチュアプレーヤーが世界のトッププロに近づくためには知っておいて損は無い事と思ったので、ブログにて記載しておきます。

さて、グラフェンという素材は軽くて剛性があるというカーボンの中では比較的新しい素材らしいですね。
今回のブログではそんな新素材うんぬんなんて話をするつもりは毛頭ありません。
きっと、もっと詳しいヒトが説明してくれていると思うので、全く違う目線からこの素材を用いた意味を考えてみたいと思います。



さて、本題に戻りますが、私は現在十数本のプロが実際に使用しているラケットを所有しております。
メーカーも多岐にわたり、複数のラケットを所有しております。

その中でも今回はヘッド社から一般テニス愛好家向けに販売された『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』と比較すべく、ヘッドのプロ供給用のラケットに絞って考察してみたいと思います。

ではまずプロ供給用のラケットについてです。

ヘッド社のプロ供給用ラケットの特徴はズバリ重量の軽さです。
全てに当てはまる訳ではないと思いますが、私が見て来た中ではおおよそ基準みたいなものがありました。
(私が所有しているのは結構有名選手のが多いので、ランキングが下の選手のラケット事情までは分かりませんが……一応トッププロ向けって事でご理解下さい。)

それは、女性プロ向けのラケットの元々の重量は大体270gから280gくらい。
男性プロ向けのラケットで大体300gくらいが平均的な重さでした。
(これは今でもアンディ・マレーが使っている古い『PT』シリーズと比較的新しい『TKG』シリーズでもほぼ似た感じでした)

軽いですね。
実に軽いですね。

でも、これは実はあくまでもここから重りをベタベタ貼付けて調整するための基準値なのです。

実際に複数本所有している男性プロ向けのヘッド・プレステージMIDのそのまますぐに使える状態、つまりプロに供給される状態(つまりそのまま使う重量とバランス)は332gにバランスは312mmでした。
(ちなみに、バランスが結構トップヘビーなのに市販のプレステージMIDよりも全然軽く感じて振り易い、扱い易いのが特徴です。)

これは複数本あるので色々チェックしましたが、なんと所有している全てが同じ重量、同じバランスに仕立てられていました。

試しにベタベタ張ってある重りを全部剥がすとほぼ300g(1〜2gの誤差はありましたが)になりました。

さて、その重りを剥がす段階で面白い事実が分かりました。
重量を増すための重り等は全てグリップ部分とヘッドのサイドからトップにかけて貼付けられていたのです。
(これが上記のバランスがトップヘビー気味なのに振り易い事の理由だと思われます。)

つまり、今回ヘッドが発売した『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』みたいにラケットの真ん中には重りは一切張られていなかったのです。

これを意訳すればこうなります。
「今回の『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』は実際にプロに供給されているラケットのフィーリングを今手持ちの材料と技術でアマチュアプレーヤーにも体感して貰おう、味わって貰おう、というコンセプトから考え出されたのではないのか?」
という事です。

プロが実際に使っているラケットは耐久性を無視出来るし(最悪折れたらすぐに次が供給される。実際に昔の有名選手【知ってる限りだとアガシとか】はトーナメントごとに新しいラケットを使用してそうです)、それに素材も『ドライカーボン』等相当に高価な素材が使える。

だけど、一般市場向けに市販するラケットでは、耐久性も無いと消費者に迷惑をかけるし(下手すれば訴えられて裁判ざたになる)、まして『ドライカーボン』なんて使ったらラケットの値段が上がってしまう。

そこで新素材の出番です。
『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』は軽くて強靭な素材を使う事でラケットの真ん中を軽くしました。
そして『極バランス』と銘打っている通り、ラケットの両極端(グリップ部分とトップ部分)に重量を集中させた。
これによってよりラケットをより軽くしてもヘッド部分に重量があるためにパワーが出て、その上グリップ部分にも重量がありつつラケットの真ん中が軽いので非常に扱い易い。

つまり『パワーと扱い易さの両方を共に満たした』のが今回のヘッドの新しいラケットの意義なのではないでしょうか?

トッププロの使用しているギアの性能をアマチュアにも教えてあげたい。
そんな所からヘッド社は今回の新しい『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』を作ったのではないでしょうか?






まあ、今回は正直このブログの趣旨からは閑話休題でしたが、『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』にも通ずる所があると思ったので寄り道をしてみました。

もしあなたが世界のトッププロのラケットってどんなものなのだろうと思ったのならば実はこんな感じなので、今回のヘッドのラケットを使う事でより高みの世界を垣間みれるチャンスなのかな?と思った次第で御座います。

個人的には素材うんぬんよりも、ヘッドが真剣にプロが使っているラケットに『限りなく近い感覚』のラケットを発売してくれた事に素直に賞賛を送りたいと思います。
他のメーカーもプロに供給しているラケットではほぼそうゆう傾向があり、ラケットの本質を分かってる筈なのだから、是非ともヘッドの真似をして欲しいものですね。

だって、フェデラー使用ラケット触らしてもらってコートで打ったことがあるのですが、本当に重量はあるのに滅茶苦茶振り易い、というか扱い易いですから……
(これも多分ヘッドの言う所の『極バランス』だからだと思います。)
実際にそのときに女性の方も打ったのですが、342gもあるにも関わらず女性が普通にスイング出来てましたし。
多分アマチュアが必死で振り回している現行の『BLXプロスタッフ90』のほうが、数年前のフェデラーのラケットよりも間違いなく難しいラケットですよ。
きっと、多分実際のフェデラーはもっと楽なラケットでプレーしているのですから……


ま、信じるか信じないかは貴方次第、くらいに思って頂きたい記事でありました。


『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』その3は近日公開予定なので、今暫くお待ち下さいませ。

ではでは。
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by suzy35 | 2013-02-03 08:30 | テニス

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