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テニスに関して追求していくブログです。
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「スイングウエイト」の真実って何でしょうか?

さて、今回は巷で流行りの言葉である「スイングウエイト」について考察したいと思います。

まず最近のラケットを作っているメーカー自体が「スイングウエイト」について記載している事が最近は多くなってきましたね。
ぱっと思い浮かぶだけでも、ブリジストン、プリンス、ヨネックス、バボラ、ヘッド、ウイルソン、その他etc…
こうして列記するだけでもほぼメジャーなブランドが「スイングウエイト」について色々調べて行くと言及しています。
例えば、プロの要求する「スイングウエイト」はおおよそ「285」位という何処から出てきたのか分からない根拠からブリジストンがそれをウリにしたラケットを販売したり、日本人向けと銘打ってプリンスも「スイングウエイト」を明記したラケットを販売しています。
またウイルソンもラケットの説明の時に用いていましたし、ヘッドもラジカルプロとプレステージプロの説明の時にアンディ・マレーを引き合いに出して用いてました。

例えば例を挙げると、バボラのラケットの様々な要素を測定するRDCという機械がありますね。
これはかなりの複雑な機械で、ラケットのフレックスも計れるし、重さも計れるし、バランス計測だけは手動ですが、デジタル化出来るラケットの性能に関して詳しく示してくれるようです。
それからプリンスも重量と「スイングウエイト」を計れる機械を販売してますね。
また、実際の所計算式からも「スイングウエイト」を導く事も可能です。

そして殆どのメーカーの「スイングウエイト」に関する説明はこうです。
「スイングウエイトとは重量とバランスだけでは説明出来ない動的バランスを示すものであって、実際にラケットを振った時の感覚を数値化したものです」

ふむ、これだけ読むとなるほどと思います。
いや、思ってしまう、というのが正解でしょうか?


が、ここで実際に私が体験した現象を記載しておきましょう。

ある時、多種多様なラケットを借りたとしましょう。
そしてその時に出来るだけ正確な重量とバランスを測定、または聞いてメモしておきました。
借りる時にときたま(というか聞くと大抵答えてくれます)「スイングウエイト」も一緒に教えてもらう事がありました。
そして私はある時ふと疑問に思ったのです。

二本あって、実際に使うと明らかに振った感触が違うラケットなのに、数字上の「スイングウエイト」はまったく同一なのです。
この場合はバボラだったのですが、一つは全体的にまんべんなく重さが配分されている感じ。
もう一つは明らかにスロート部分に重量が集中している感じ。
ちなみに更に言うならば、この二本は計測した数字上は重量もバランスも同一だったのです。
が、何故かスイングすると明らかな違いを感じる。
当然「これはなんだろう?」と疑問を抱きました。

人間の感覚の方が優れているから些細な違いが分かってしまうから?
いいえ、違います。
これは単純な数学の問題です。
但し一番問題なのは、それが一つの方向でしか見ていない、ということでしょう。

つまり、グリップエンドを支点として計る(考える)「スイングウエイト」というものはその場所、もしくは計測の起点が一定である場合に、何処に質量のマスが集中しているかは計算外だからです。
この時に「スイングウエイト」は一定でも、ラケットの個体差による重量配分は無視され、グリップエンドから先端までのバランスが同一ならば同じ「スイングウエイト」になるわけです。
そうすると理屈上は当然「スイングウエイト」は同一になりますが、実際のスイングってそんなに単純ではないのでどうしても違いを感じてしまうのが人間なのではないでしょうか?

なので、もしも「スイングウエイト」に拘りたい人がいるのならば、プロストリンガーの坂オーナーも常に言っていますが「作成者と作成時期が一緒の同一ロットで複数本揃えろ」という主張に鞍替えした方が実は、結果的には同じような「スイングウエイト」のラケットを購入する一番の方法なのです。
作成者や、その時の季節(気温や湿度)、それにその都度入荷する素材の差異、そう言った要素がラケットの個体としての差を生み出してしまうという当たり前の事実を知れば、「スイングウエイト」なんかに拘っているよりも、気に入ったラケットがあるのならば、それの「同一ロット」にこそ拘るべきでしょう。

テニスが常にラケットを一定のスピードで左右に振り子のように振りつづけるのを競う耐久競技だったら「スイングウエイト」は意味のある数字だと思います。
多分疲れ方とか違いますから。
でも実際のテニスでは、それこそ人によってすら違うほど数多くのスイングのバリエーションが存在します。
サーブにストロークにボレーでも全然違います。
大体ボールを打撃する競技です。
ラケットには他にもしなりなどの要因が加わるので、全てを説明する事は至難の業といわざるをえません。
所詮「スイングウエイト」とは極々一部の要素の説明を切り取っただけなのです。

勿論、完全に無意味な数字ではなく、違うラケットと比べた場合どうなのか?等の一つの評価軸になり得る事は確かです。
なので、そういう意味で違うラケット同士で違いを見いだす用途などには有効な手段であると言えます。
まあ、というかそれも大方は重量とバランスのスペックを見るだけで計算出来ますけどね。

という事で、これ以上「スイングウエイト」に拘るのは辞めましょう。
それよりも気に入ったラケットを見つけたらショップの人に「同一ロット」の事だけチェックして、後は重量とバランスだけ計って、後は自分の感覚を信用しましょう。
むしろ「スイングウエイト」だけを盲目的に信頼してしまうと、「スイングウエイト」が一緒でも実際には振った感覚の違うラケットを購入する危険性すらありますよ。

だから、繰り返しになりますが、もし振った感じが同じラケットが欲しかったら「同一ロット」の重量とバランスが同じラケットを買い求めましょう。
それが正解です。


詳しい事は「「プロストリンガーBlog」」に掲載されていますので、真実の正しい知識を知りたい方は是非ともそれをご覧下さい。
こんな私が記載しているようなハンパな内容ではなく、もっと確かで正確な真実を教えてくれますから。

そしてさらに真実を知りたい方は、「「プロストリンガー」」に実際に行ってみて下さい。
貴方の知らない世界が待ってますよ。
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by suzy35 | 2012-06-01 21:29 | テニス

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