suzy's bar


テニスに関して追求していくブログです。
by suzy35
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ:テニス( 32 )

「ストリングの張り替え時期についての真実、及び、ラケットの寿命との相関関係」その2<結論編>

さて今回は前回の続きです。

まず予告通り「三ヶ月に一度は張り替える」必要はないという根拠について愚見を述べます。



但し、この「三ヶ月に一度は張り替える」必要はないという言葉を満たすためには大切な「条件」があります。
それが下記の項目になります。

————————————————————————————

■(1)『ストリングの製造年月日が明確であり、張る際にはその新鮮なストリングを使う事』

身の回りの品物で、例えば食品なんかは基本的に賞味期限や消費期限が記載されてますね。
これって当然の事で、やはり口に入れるものは美味しい方がいいし(賞味期限)、また身体に害を及ぼしては困ります(消費期限)。
大切な事だから記載されてるわけですね。

では、何故同じく「三ヶ月に一度は張り替える」と言われているストリングの鮮度についてはあまり多くの人が述べないでしょうか?
ストリングは消耗品であり、しかも打ち味とかで味わうものでもあります。
直射日光及び紫外線に弱く、温度や湿度によっても変化するくらいデリケートなものであると言われてますよね?

例えば雨の日に濡れたボールを打撃したら駄目になるとかは色んなショップでも言ってますよね。
では、何故そうした事の基準になる製造年月日を明記しないのか?
 
 
その張られたストリングが何時製造されたものなのか、気になりませんか?
だって、それによって「賞味期限」が変わってくるのですよ?

当たり前ですが、工業製品は作られた直後からすぐに少しずつ劣化してゆくというプロセスを必ず辿ります。
つまりストリングにも寿命があるのです。
その寿命は様々ですが、ストリングは劣化というカタチで衰えていきます。
それが張られなくて、きちんと保管されててもです。
勿論過酷な環境に保存されてたらもうかなりヤバいですけどね。

食品で考えれば、食べないで置いておいても何時か食品が駄目になっていくのと似た感じですね。

そこまで考えれば、ストリングの製造年月日が分かると最高ですよね?
むしろパッケージやロールに記載して欲しいと思う程です。

ストリングメーカーもきっとこの事は知っていながら、これを書いちゃうと古い製品が売れなくなるから言わないのですかね?
もしメーカーにもっと誠意があるのならば、ストリングの製造年月日は記載すべきと思います。

何故なら、それが「三ヶ月に一度は張り替える」必要はないという根拠の一つになるからです。

さて、これが一目の条件『製造年月日の分かる新鮮なストリングを使用すること』です。

————————————————————————————

■(2)、『ストリングの施行の技術について』

ラケットにストリングを張る時に気をつけなくてはいけないのは、ストリング自体を傷つけない事と、グロメットを含むラケットフレームを傷つけない事です。
当たり前のように思われるかもしれませんが、張りたてのストリングでもよく見ると「細かい傷がついていたり」、「クランプ等で挟んだ時に出来たくぼみ」等等、結構最初からダメージを負っているストリングが結構あります。

どうせすぐ張り替える消耗品だから、とショップの人でもストリングをラフに扱う人って結構多いのでは?と疑ってしまいたくなるほどです。

そう考えるとストリングとフレームにダメージを極力与えずに張るというのは意外と難しい事のようです。

これを証明するために一度試して頂きたいのですが、あなたの行き着けのお店や何時も張ってもらう人に、出来るだけコーティングの少ない「ナチュラル・ストリング」を張ってもらってみて下さい。

そして張る前に自分自身の目でこれから張る「ナチュラル・ストリング」をよく観察して下さい。
質の良い(値段の高い)「ナチュラル・ストリング」はとても綺麗で透き通った透明感があると思います。

それを張る事で、誰にでもハッキリ分かる違いが現れます。

それは、ストリングの透明度です。
ダメージを与えずに張る事の出来る人ほど、「ナチュラル・ストリング」本来の透明感を保ったまま張り上げる事が出来ます。

張る技術が高い人ほど、最初の張る前のストリングの『透明感』を維持している筈です。
綺麗に張られたナチュラルストリングの美しさは、さすがその素材を生き物から頂戴しているだけあって筆舌に尽くし難い芸術品の如き美しさを醸し出します。

逆に張る技術の低い人の場合、ストリングに負担をかけたせいで、牛の腸から作られた繊細さゆえに『白濁』し、全体的にもやっとした白く濁った感じになってしまいます。
これでは牛さんも浮かばれないに違いありません。
これは完全に張りのレベルが低いと見るべきでしょう。

これは目で見てはっきり分かる判別法法です。


また、張る前のストリングの写真を撮っておいて、張り上がった後のストリングも同じく写真を撮って比べるのも良い方法でしょう。
そうすれば証拠も残りますし、言い訳が出来ませんから。

ここまで読んでいて疑う人は是非とも上記の方法を試してみて下さい。

そうした優秀な方をもしこれで見つけられるのであれば、たった一度の「ナチュラル・ストリング」の張りで済み、それ以後は長持ちしたストリングで節約しながら、それでいて最高の満足度で長い期間張り替える事もなく楽しいテニスライフが送れると思えば、結果的には安いものだと私は思います。

これが二番目の条件、『施行技術の高い人を探せ!』です。

————————————————————————————

■(3)、『ストリングは10分〜15分以内に張り上げる』

これは上記(2)の項目と密接に関わる事なのですが、ストリングを張る時には、ラケットのフレームやグロメットにとても大きな力がかかります。
まあ通常の張りの強さで大体20kgくらい、もしくはそれ以上の力でストリングを引っ張っていきます。

単位についてはポンドとキログラム変換をして自分のテンションをポンドで入力すると自分が何キロくらいでストリングを張っているか分かります。

これちょっと真面目に考えて欲しいのですが、もしあなたの腕に20kg以上の力がかなり限られた一点に集中して加重されたらどう感じると思いますか?
多分余程ガタイが良くて筋肉モリモリの人以外はかなりの痛みを感じると思います。

そして、その痛みがグロメットやフレームに加重されているわけですよ。

勿論グラファイトは硬い素材なので、そう簡単に折れたりはしません。
が、内部的には当然少しずつ劣化していきますよね?

張っている最中がもっともフレームが「いびつにゆがむ」瞬間であり、その時にフレームやグロメットが一気に劣化&ダメージが蓄積されていくのです。

つまり、ラケットやグロメットが一番ダメージを受ける時(瞬間)というのは実はストリングの張り替えの時なのです。
だからこそ、ストリングの施行は迅速に行う事が重要な要素になってくるわけです。

これをゆっくり丁寧に、なんてやっていたら歪んでいる時間も長くなり、結果としてラケットのフレームを壊してしまうのです。


▼最近では多くいらっしゃると思うホームストリンガー、そうした家でご自分で張られる方でラケットがすぐに折れてしまう、という方はいませんか?
要因としては2つ挙げられます。

▽1つめは、家で張れるからついつい頻繁に張り替えをしてしまう方。
張り替えの度にフレームは痛むのですから、まあ仕方がないことです。

▽2つ目は、丁寧にやろうとしすぎて結果的にフレームにダメージを与えてしまう可能性。


以上のケースから見ても、張り替え時間は出来るだけ短くすることが理想です。

そして、この張りの時間を短くするという事はただ急いで張ればいいってものではありません。
当然上記(2)のストリングとフレームとグロメットにダメージを与えない施行技術があって初めて成立する事なのです。


これが三番目の条件、『施行時間の短い人を探せ!』です。

————————————————————————————

◎上記の三項目が揃って初めて、『三ヶ月に一度は張り替える必要はない』という言葉が実践出来るのです!

上記の全ての項目を満たしたストリングは最大限に上手くラケットを扱ってやれば「切れるまで気持ちの良い感覚」がかなり長続きします。
私の経験では少なくとも1年はカルく持ちます。

フィーリングも変わらないし、かつ切れにくいのも特徴です。

『切れにくい』、『気持ちの良いフィーリングが持続する』というのは、施行の時にストリングやグロメット、フレームにダメージを与えないから結果としてそうなるのでしょうね。

この条件を全て満たす事が出来ればもうあなたはストリングに無駄なお金を使う必要が無くなるばかりか、フレームやグロメットのダメージも最小になるので、つまり、『グロメットは交換せずとも長持ち』し、かつ、『フレームも長持ちするのでお気に入りのラケットを長く使い続ける事が出来る』のです!!!

————————————————————————————

<結論>

『三ヶ月に一度は張り替える必要はない』という言葉が実践出来た時にあなたにおきる事象はそれはもう沢山の恩恵をあなたに与えてくれる事でしょう。

◎まず、ストリングが長持ちするので張り替えの頻度が減り、経済的に楽になる。

◎結果としてグロメットとフレームが長持ちするので、『ラケット自体も長く使える』。つまりラケットの寿命が伸びる。これまた経済的に楽になる。

◎ストリング、グロメット、フレームの三つへのダメージが最小限なので『最高に気持ちの良いテニス』が出来るようになる。つまりテニスがより一層楽しくなる!!!



これはもう良い事ばかりじゃないですか!?

でも、これが日本ではあまり知られていない「TENNIS」における真実なのです。

こうした真実が広まると困る人たちがいるので、せっかくの真実が広まっていないように思えるのが本当に残念でなりません。
まあ日本はテニスでは後進国ですし、本当に知識が広まっていくのはこれからなのだとも思います。

拙い文書ですが、読んで頂いた方のテニスライフがより素敵なものになりますよう祈っております。


————————————————————————————

さて、というわけで、『三ヶ月に一度は張り替える必要はない』という言葉を実践するためにも、大切なラケットを壊されないためにも『信頼出来るショップ』がいかに大事で大切かがご理解頂けたかと思います。

そこで、まあなんかステマみたいですが、やはり私が通っている『テニスショップ プロストリンガー』さんは最高だと思います。

『三ヶ月に一度は張り替える必要はない』という言葉が確実に実践出来る本当に心から信頼出来るショップです。

『テニスショップ プロストリンガー』では、ラケットに関わる全ての事の面倒を見ているので、『ラケットサービス』という言葉を使っております。
これはただ張り替えるだけではなくて、グロメットやフレーム、グリップ等の多岐に渡るラケット全ての状態を把握して、それを各ユーザーごとに最適最善の方向へ導いてくれるという、いわばテニスラケットの『トータルサービス』が受けられるショップでもあります。


だから『ラケットサービス』なのですが、これは施行をお願いした人にしか絶対に分からないと思いますが、本当に凄いですよ。

もしまだ未体験の方がいたら是非とも一度、『テニスショップ プロストリンガー』の『ラケットサービス』を受けてみて下さい。
きっとあなたが今までに一度も体験した事の無い『素敵で充実したテニスライフ』が送れる事間違いなしです。

『ラケットサービス』には理由があって事前の予約が必要ではありますが、予約をしてからお店に行くと、目の前でするするとあっという間にストリングの張りが終了するのです。
素早く、流麗に施行してくれるので、「ああ、これならラケットの痛みが少ないだろうな」と感じるコトが誰でも出来ると思います。


まあショップに関しては色んな意見や考え方があるでしょうから、最終的には自分が信じるショップへ行けばいいと思います。
それによって待つ結果を受け入れるのもまた貴方次第ですから。


私の知っている限りでは「テニスショップ プロストリンガー」さんは超オススメです。
まあ施行は素人には見ているだけでは分からない事もあると思いますが、実際にコートでボールを打つと全然違いますから。
このコートで実際にボールを打った時に、施行って大切なんだな、と実感出来る素晴らしいショップですよ。

下記にリンクを載せておくので、まずはネットでチェックしてみるといいと思います。
「テニスショップ プロストリンガー」
http://www.prostringer.com/index.htm


「プロストリンガーblog」
http://pstringer.exblog.jp


では、また次回のブログでお会いしましょう。
[PR]
by suzy35 | 2014-01-22 23:48 | テニス

「ストリングの張り替え時期についての真実、及び、ラケットの寿命との相関関係」その1

今回のブログの内容は「ストリングの張り替え時期についての真実、及び、ラケットの寿命との相関関係」を考察してみたいと思います。


テニスをされている方なら間違いなく見たり聞いたり、言われたりした経験があると思うのですが、よく巷では「ストリングは三ヶ月に一回は張り替えましょう」とありますね。


でもこれってそもそも何を根拠に言ってる事なのでしょうか?
誰か具体的に、明確な裏付けを持って説明出来る人っているのでしょうか?

まあ大体よく言われているのが、
————————————————————————————

◎「ストリングの寿命は大体三ヶ月だから」

?これって普遍的、科学的に証明されているのですか?
例えばですけど、ストリングの種類やテンション、フレームの違いやコンディションによっても寿命って変わりますよね?
それを三ヶ月って言いきるのは乱暴なのではないでしょうか?

それに最近はやりのポリなんて、「張りたてが一番、何故ならプロは試合の前日の夜やその日に張って、試合が終わると全部切ってしまうらしいから」
じゃあポリって一日しか持たないのですか?

しかもあげくの果てに、「三ヶ月以上張り替えていないストリングを使い続けるとテニスエルボーになりやすい、何故なら伸びきってしまっていてボールを飛ばす力が無いから自分が力んで無理をするし、伸びてるから振動を吸収してくれないので悪い振動が肘にきてエルボーの原因になる」
これって本当に誰もが納得するだけの普遍的で科学的な根拠ってあるのですか?

少なくとも私はこうした疑問を全て明快に説明出来る人や物や文章は見た事がありません。

ていうか、そもそも「三ヶ月でテンション落ちたからもう駄目だな」なんて真剣に思った事ある人いますか?
結構まだ大丈夫じゃない?と思った経験ありませんか?

それにお店に行けば分かると思うのですが、ナチュラルなら長持ちすると言われると思いますよ。
でもそれっておかしくないですか?

言ってる事が一律じゃないなんてやはり何処かに矛盾がある証拠だと思います。

————————————————————————————

◎「日本には四季があるから、大体気温の寒暖差の変わるタイミングで張り替えるといい」
◎「寒い季節はボールの飛びが悪くなるからテンションを落としたり柔らかいストリングを、暑い時期には飛びすぎるからテンションを上げたり、ストリングを硬くしたりするといい」


?これってどちらかと言えばその人の好き嫌いとか好みの問題であって、万人に当てはまる法則ではないですよね?

まあ確かに寒い時期はボールの飛びも悪くなると思うし、寒さで身体が動かなかったり、来ている物が余計にあるので動きづらい、というのは認めます。
が、寒い中でのテニスなんてそんなものだと思うのですが。

そもそもプロの試合で、たまに長袖の女子は見ますが、それでもトレーナーを来て、ウインドブレーカーをきてテニスするプロ選手なんて見た事がありません。
何故なら基本的にプロのテニスはある程度の気温以上で行われるように季節を選んでトーナメントを組んでいるからです。
シーズン後半の北半球が寒い季節になると基本インドアになりますしね。

だからそもそも寒い中でテニスをする時に一番大切な事は「自然とケンカしない」事が大事で、むしろ夏場のようなテニスを冬場にしようたって無理なのであり、それを忘れてしまっては怪我や故障等に繋がりかねないと私は危惧します。

プロだって冬はオフシーズンで筋力トレーニング等で身体作りをする時期なのですから。

それを無理矢理テンションを落としたり、ストリングを変えても絶対に夏場と同じテニスなんて出来ないのですから、余計危険だと思います。

だから、私なんかもそうなんですが、寒くて飛ばないからテンションを変えたりはしませんし、ストリングも気に入ったものがあれば変えません。
何故なら、コロコロ変えた方がむしろ違和感を感じるからです。

それよりもその感覚を冬場にしっかり磨いて、身体が全力で動く夏場に思う存分発揮するのが良いのでは、と思います。

————————————————————————————

こうして見ると、「限定的に当てはまる事象はあれど」、どうやら「三ヶ月に一度は張り替える」事に絶対的な根拠は存在しないようですね。

◎さて、では何故このような「俗説」が日本のテニス界で蔓延しているのでしょうか?

ちょっと考えると分かるのですが、日本人はとにかく商売上手です。
バレンタインのチョコレートを贈る習慣や、クリスマス商戦など、その他もろもろ海外の文化を上手い事(ずる賢く?)商売に取り入れてより利益を追求しております。
まあ意中の男性にチョコを贈って女性から告白なんて愛らしくていいですけど、それが義理チョコまで買って配るなんてゆう行き過ぎたやり口は如何なものかと思います。


☆まあこれで大体察しがつくでしょうが、つまるところ「三ヶ月に一度は張り替える」というのはテニスショップやストリングメーカーの仕掛けた利潤追求理論なのですね。


★まずテニスショップは当然「三ヶ月に一度は張り替える」と客を洗脳する事で度々お店に再来店させてお金を落とさせるための施策である事。
それに付随して、客をお店に来させる事で、ラケットのストリング張り上げ価格を提示しておいて、「張り替えも安くないから新しいラケット買っちゃうか!」という気にさせる。

★それからストリングを作っているメーカーも張り替え需要があればそれだけ会社が儲かるし、それでもヒキが弱くなった場合には「画期的な新製品」(と銘打って)を登場させて張り替え需要を喚起する。

★そして最後にそれにラケット&ストリングメーカーが加担して、例えば「某B社」なんかが顕著ですが、「当社のラケットは当社のストリングを張る事で100%最大の性能を引き出せます」なんていう、知らない人が聞いたら非常にそれっぽい話を披露して「囲い込み」を行いつつ、ストリングも売る事で儲けてるわけですね。
まあ「某W社」も最近では傘下に収めたストリングメーカーの製品を契約プロを使ってアピールしまくってますね。


■ようするに「三ヶ月に一度は張り替える」って文言のそもそもの始まりは「テニス利権」に絡む人たちの創作した「商売をより円滑に、継続的に潤沢に儲けを出す方法」だったわけですね。
一言で言えば、「趣味にお金を出す客からどうやってお金を出させるか!」という事ですね。

まあ日本は資本主義経済のシステムを導入しているので、当然の施策と言えば当然でもあり、それに騙される人が悪いと言えば悪い。

さらに言うなら、日本は資本主義経済国家なので、「お金が沢山あって趣味のテニスへの散財なら惜しくない」という人はどうぞ好きなだけ好きなストリングを張り替えて頂きたい。
それによって資本主義経済に必須の「キャッシュフロー」が生まれて、世の中の金回りが良くなって経済が活性化するのでどんどん張り替えて下さい。
きっと色んなストリングやラケットを試すのは「現実的に楽しい」事だと思うので、余裕のある方はむしろ色んなものにチャレンジして頂きたいと思います。
それだけ経験も増えますしね。
悪い事ばかりじゃありません。

————————————————————————————

◎でももしも「経済的に厳しいから張り替え頻度は少ない方がいい!」という方がいたら、次回更新内容からが本題ですのでじっくり読んで下さい。

長くなったので、ここで一旦切って次回更新に「三ヶ月に一度は張り替える」必要はないという根拠を明確に示します。

次回を読めば、より節約しながらより素敵なテニスライフが送れる事間違いなしです。
[PR]
by suzy35 | 2014-01-17 08:00 | テニス

「ラケットの買い方、より良い購入方法」についての考察

今日のブログの内容は「ラケットの買い方、より良い購入方法」について考察してみます。

最近ラケットの値段が上がってるとは思いませんか?
何と言うか、店舗型でも通販型でもラケットの値段がどんどん高くなっているようで仕方がありません。

その証拠に、先ほど色々調べたのですが今年一月に発売になったばかりの最新の「ヘッド、グラフィン・プレステージ」なんてついに三万円の大台を超える店すら出てきました。
ざっと並べて見てみましょう。

取り敢えず比較の個体として、最新の「プレステージミッド93」つまりヘッドのフラッグシップモデルを取り上げてみました。
まあ重量が圧倒的に軽くなっているので前までのモデルとは一概に比較出来ませんが、まあ取り敢えずフェイス面積93sqinのラケットはやはりフラッグシップと言えるのではないでしょうか?


ちなみにこんなスペックのラケットです。
2014年1月発売のヘッドのニューモデルです。

—————————————————————————————————————————————
◎Graphene PRESTIGE REV PRO(グラフィン・プレステージ・レフ・プロ)
☆フェイス面積:93平方インチ
☆長さ:27.0インチ
☆フレーム厚:20mm
☆重量:平均300g
☆バランス:平均315mm
☆ストリングパターン:縦16本×横19本

—————————————————————————————————————————————
スペックだけ見ると完全に新世代のプレステージ・ミッドのあり方を提案してきた全く新しいコンセプトのラケットですね!!!

これが2014年のヘッドのフラッグシップモデル!!!

前のモデルから比べて大変化を遂げており、でも軽くて扱いやすそうだし、ストリングパターンも変わって飛びもスピンも良さそうだし、是非とも一度打ってみたいですね!!!気なりますね!!!


では、このラケットのネットでの販売価格を調べてみましょう。
—————————————————————————————————————————————

「 テニスショップLAFINO」
ヘッド(HEAD) ユーテック(YouTek) グラフィン(Graphene) プレステージ・レフ・プロ(PRESTIGE REV PRO) (230334)
http://www.lafino.co.jp/fs/tennisshop/gr1738/gd6087
定価38,850円のところ
ラフィノWEB本店価格31,080円(税込)


—————————————————————————————————————————————

「ウインザー オンラインショップ」
ヘッド[HEAD]Graphene PRESTIGE REV PRO(230334)
http://online-shop.windsorracket.co.jp/products/detail.php?product_id=7521
通常価格 ¥38,850(税込)
販売価格 ¥31,080(税込)


—————————————————————————————————————————————

「アートスポーツ楽天市場」
http://item.rakuten.co.jp/artodbox/head14_230334/
[ヘッド]
ユーテック グラフィンプレステージREV PRO
<YouTek Graphene Prestage REV PRO>
メーカー希望小売価格38,850円 (税込)
販売価格31,080円 (税込) 送料込

—————————————————————————————————————————————

「テニスショップFIELD」
http://www.tennisfield.co.jp/head-rackets/2014-head-prestige-rev-pro/2014-head-prestige-rev-pro.html
HEAD Graphene Prestige Rev Pro> 販売価格¥29,600(税別)

—————————————————————————————————————————————

「ファインコム」
http://www.fine-com.info/?pid=69063723
Head Graphene Prestige Rev Pro 2014
販売価格 24,950円(税込)


ここは並行輸入しているラケットを主に扱っているショップのようです。
それでこんなに安いのですかね?

—————————————————————————————————————————————

まあ「国内正規品」と表示してあるショップは軒並み三万オーバーから三万弱ですね。
正直言って趣味のためのラケットとして考えると高過ぎる気がします。

最近は長引く不況の関係から物価はどちらかと言えばデフレ傾向であり、物が安くなりすぎて困るという傾向になってるみたいですが、テニスのラケットに関しては全く当てはまりませんね。

そしてこの傾向は、結局の所、日本のラケットを取り扱っているメーカーさんの思惑が透けて見えるような気がします。
それは、「今はラケットがバンバン売れる時代じゃないから、少し売れただけでも儲かるようにラケットの値段を上げて単価辺りの利益率を上げよう」としてるようにしか一消費者の私には見えません。

もし明確な理由があるなら知りたいものです。

それにしてもこれではメーカーがどんなに良いラケットを作っても、その恩恵にあずかれるのは一部のお金持ちだけって事になりかねません。
せっかく最新のテクノロジーなのに、一般のテニス愛好家がそれを感じられないなんて寂しい限りですね。

まあ日本の現在の総理は、「今年の目標は全国民に景気回復を実感してもらう」、というような事を言っておりましたが、我々一般庶民はまだまだ全然笑っちゃうくらい苦しいままです。
全然デフレってます。不景気です。

一部の大金持ちや大企業の方なんかは良いのかもしれませんが、その下にはまだ全くお金が回ってきていないのでは?
 
 
とまあ、今そんな愚痴を言っても仕方がないので、『こんなご時世だからこそ』我々は自己防衛をしつつ、かつ大好きなテニスを知恵と工夫で最大限に楽しむように努力をすべきでしょう!!!

さて、そのためにはどうしたらいいのか???
 
 
 
 
今私が提案出来る答えは2つでしょうね。

◎一つ目は、「個人輸入等で出来るだけ海外から安くラケットを買う」
但し、これにはリスクも伴います。
海外から運んでくるので当然ですが、まず時間がかかります。
それから送料も案外馬鹿にならない高さです。
なので、友人などと一緒に複数本のラケットを購入すれば、送料も割れるのでそれで少しはコストを抑えられるかもしれません。

それから海外通販で何よりも怖いのが、使用していて破損等があった場合です。
当然英語でコミュニケーションが取れて当たり前のレベルじゃないと相当に苦労する事間違いなしです。

後は最近は、ブランドによっては海外のネットショップから日本へラケットを売ること自体を禁止しているメーカーも沢山あります。

こうしたリスクが沢山あるので、まあそこは覚悟して挑みましょう。
まあラケットってそんなに簡単に壊れるものじゃないので、まあ大丈夫だとは思うのですが、万が一の時は安くなった値段以上に苦労する事もあると思ってから購入して下さい。

後は、購入してからも継続使用するためにはストリングのメンテナンスが不可欠なので、そこも注意が必要になりますので、平行輸入でも日本での張り替え等は信頼出来るショップに頼むほうが最善なのは言うまでもありませんね。
 
 
 
◎2つ目は「信頼出来るショップで購入する」
これって上記の事柄とも絡んでくるのですが、ラケットは買ってしまえばそれで全部終わり、って特性のものではありません。

まず第一にストリングやガットを張らないとそもそも使えません。
それからグリップの事や、長く使えばグロメットなんかの事も考えなければいけません。

それにラケットって結構高額な商品ですから、やはり気に入って購入した以上は長く大切に良いコンディションを保ったまま使用したいですよね?

そう考えた時に大切なのが、ラケットの全てを大切に扱ってくれるショップになります。
なので、二番目の買い方としては、「自分が心から信頼出来るショップ」で購入するという事になります。

ストリングもただ張ればいいってものではありません。
施行によってラケットの性能だけでなく、寿命まで変わってきてしまうのです。

ラケットが最も痛むのは実はボールを打撃する時ではなく、施行の時なのです。

ボールを打つために設計されたラケットにとってボールを打撃するのは当たり前の事で、それで簡単に壊れる事はあり得ません。
まあ少しづつ消耗はするでしょうが、それも知れたものです。
車で言えば、走るために設計された車が走るのは当然の事で、ぶつけさえしなければそう簡単には車は壊れません。
実際にメンテナンスさせしっかりしていれば、かなり古い車だって走りますよね?

ちょっと考えればご理解頂けると思うのですが、ストリングって張る時にまあおおよそ平均的なテンションで言うと、大体20kg以上の力ってひっぱっています。

(自分のラケットのストリングのテンションを見て、それをポンドからキロへと換算してみて下さい。かなりの力で引っ張っているのがご理解頂けると思います)

その時にフレームにはそのストリングが通ってる箇所にはそれだけの負荷がかかっているのです。
だからこそ施行は大切なのです。

この施行による諸々の影響や変化については、次回のブログで記載致します。

さて、というわけで、大切なラケットを壊されないためにも「信頼出来るショップ」がいかに大事がご理解頂けたかと思います。
 
 
そこで、関東近隣で私の知っている範囲でいうと、やはり私が最終的に選んだ「テニスショップ プロストンガー」さんは最高だと思います。

張り替えには予約が必要ではありますが、張りの予約をしてからお店に行くと、目の前でするするとあっという間にストリングの張りが終了するのです。
素早く、流麗に施行してくれるので、「ああ、これならラケットの痛みが少ないだろうな」と感じるコトが誰でも出来ると思います。

まあショップに関しては色んな意見や考え方があるでしょうから、最終的には自分が信頼出来るショップへ行けばいいと思います。

私の知っている限りでは「テニスショップ プロストリンガー」さんは超オススメです。
施行に関しては、我々素人には見ているだけでは分からない事もある可能性もありますが、実際にコートでボールを打つと全然違いますから。

このコートで実際にボールを打った時に、ストリングの種類だけでなく、施行って大切なんだな、と実感出来る素晴らしいショップですよ。


下記にリンクを載せておくので、まずはネットでチェックしてみるといいと思います。

「テニスショップ プロストリンガー」
http://www.prostringer.com/index.htm
「プロストリンガーblog」
http://pstringer.exblog.jp


では、また次回のブログでお会いしましょう。
[PR]
by suzy35 | 2014-01-13 18:26 | テニス

疑似ナチュラルとその施行、及び耐久性についての考察

大変ご無沙汰してしまっております。

恐らくご覧になった方は「既にこのブログは放棄された残骸なのだろうな」と思われても仕方がない程の放置具合で言い訳のしようもありません。

現在、色々と先々の発展に関わる仕事に邁進しておりました故、この様な事態となってしまっております。

今現在、私が取り組んでいる試みが無事に成功した暁には必ずや日本における「TENNIS」の発展に役立つと私は今現在も信じております。

さて、今回久々にブログを更新したのには訳があります。

それはずっとお世話になっている「プロストリンガー」のブログにて載った記事を見て、今更ながら非常に感銘を受ける事実がありますので、ここに報告致します。

その記事とは
「ナチュラルガットが1年間持ちました。」
http://pstringer.exblog.jp/18769083/

なのですが、実は私も今程ばたつく以前に「疑似ナチュラル」の施行をして貰った事があるのです。

上記ブログにてオーナーが「極めて有限」というのももっともだと思うので詳細は割愛させて頂きます。

一息で纏めるならば
「ナチュラル以上の性能を有しながら、ナチュラルよりもナーバスにならずに扱え、かつ振動は極小で耐久性も抜群」となります。

実のところ、ブログを見て久々に自宅にて施行してもらったラケットをまじまじと見て、ボールをついてみたら、なんと今でも振動がまったくありません。
そしてフィーリングも不変です。

今まで使っていた経験則からも本物のナチュラルだって、これだけ時間が経っていたら微小な振動の1つや2つは出るのが当たり前だと思っていました。

が、現実に振動がなくフィーリングも変わらない。

改めて感嘆した次第であります。

但し、オーナーが言っているように「この領域は極めて有限です」と記載されているので、この話はここで辞めておきます。

これだって既に迷惑かもしれないのに……

では、じきに時間が出来ましたら更新頻度は遅いですが再開するので暫しお待ち下さい。

ではでは。
[PR]
by suzy35 | 2013-10-13 01:19 | テニス

ヘッド『グラフェン・スピード・シリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』についての考察

今日のブログは前回の話題からちょっとそれてしまいますが、画期的なラケットがヘッドから発売されたので、その事について書いてみたいと思います。

主に言えばヘッドから新しく発売された『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』についての考察です。
(ちなみに正しい読みは、グラフィンなのかグラフェンなのか不明です。何故ならヘッド社のサイトでは「グラフィン™」と記載されているからです)

しかしこの考察はヘッドの新しいラケットのテーマについて考察するものでラケット単体の性能について評価するものではありません。

ただ、この考察は一般のアマチュアプレーヤーが世界のトッププロに近づくためには知っておいて損は無い事と思ったので、ブログにて記載しておきます。

さて、グラフェンという素材は軽くて剛性があるというカーボンの中では比較的新しい素材らしいですね。
今回のブログではそんな新素材うんぬんなんて話をするつもりは毛頭ありません。
きっと、もっと詳しいヒトが説明してくれていると思うので、全く違う目線からこの素材を用いた意味を考えてみたいと思います。



さて、本題に戻りますが、私は現在十数本のプロが実際に使用しているラケットを所有しております。
メーカーも多岐にわたり、複数のラケットを所有しております。

その中でも今回はヘッド社から一般テニス愛好家向けに販売された『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』と比較すべく、ヘッドのプロ供給用のラケットに絞って考察してみたいと思います。

ではまずプロ供給用のラケットについてです。

ヘッド社のプロ供給用ラケットの特徴はズバリ重量の軽さです。
全てに当てはまる訳ではないと思いますが、私が見て来た中ではおおよそ基準みたいなものがありました。
(私が所有しているのは結構有名選手のが多いので、ランキングが下の選手のラケット事情までは分かりませんが……一応トッププロ向けって事でご理解下さい。)

それは、女性プロ向けのラケットの元々の重量は大体270gから280gくらい。
男性プロ向けのラケットで大体300gくらいが平均的な重さでした。
(これは今でもアンディ・マレーが使っている古い『PT』シリーズと比較的新しい『TKG』シリーズでもほぼ似た感じでした)

軽いですね。
実に軽いですね。

でも、これは実はあくまでもここから重りをベタベタ貼付けて調整するための基準値なのです。

実際に複数本所有している男性プロ向けのヘッド・プレステージMIDのそのまますぐに使える状態、つまりプロに供給される状態(つまりそのまま使う重量とバランス)は332gにバランスは312mmでした。
(ちなみに、バランスが結構トップヘビーなのに市販のプレステージMIDよりも全然軽く感じて振り易い、扱い易いのが特徴です。)

これは複数本あるので色々チェックしましたが、なんと所有している全てが同じ重量、同じバランスに仕立てられていました。

試しにベタベタ張ってある重りを全部剥がすとほぼ300g(1〜2gの誤差はありましたが)になりました。

さて、その重りを剥がす段階で面白い事実が分かりました。
重量を増すための重り等は全てグリップ部分とヘッドのサイドからトップにかけて貼付けられていたのです。
(これが上記のバランスがトップヘビー気味なのに振り易い事の理由だと思われます。)

つまり、今回ヘッドが発売した『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』みたいにラケットの真ん中には重りは一切張られていなかったのです。

これを意訳すればこうなります。
「今回の『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』は実際にプロに供給されているラケットのフィーリングを今手持ちの材料と技術でアマチュアプレーヤーにも体感して貰おう、味わって貰おう、というコンセプトから考え出されたのではないのか?」
という事です。

プロが実際に使っているラケットは耐久性を無視出来るし(最悪折れたらすぐに次が供給される。実際に昔の有名選手【知ってる限りだとアガシとか】はトーナメントごとに新しいラケットを使用してそうです)、それに素材も『ドライカーボン』等相当に高価な素材が使える。

だけど、一般市場向けに市販するラケットでは、耐久性も無いと消費者に迷惑をかけるし(下手すれば訴えられて裁判ざたになる)、まして『ドライカーボン』なんて使ったらラケットの値段が上がってしまう。

そこで新素材の出番です。
『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』は軽くて強靭な素材を使う事でラケットの真ん中を軽くしました。
そして『極バランス』と銘打っている通り、ラケットの両極端(グリップ部分とトップ部分)に重量を集中させた。
これによってよりラケットをより軽くしてもヘッド部分に重量があるためにパワーが出て、その上グリップ部分にも重量がありつつラケットの真ん中が軽いので非常に扱い易い。

つまり『パワーと扱い易さの両方を共に満たした』のが今回のヘッドの新しいラケットの意義なのではないでしょうか?

トッププロの使用しているギアの性能をアマチュアにも教えてあげたい。
そんな所からヘッド社は今回の新しい『Graphene™ Speed Proシリーズ』と『グラフィン™インスティンクトMP』を作ったのではないでしょうか?






まあ、今回は正直このブログの趣旨からは閑話休題でしたが、『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』にも通ずる所があると思ったので寄り道をしてみました。

もしあなたが世界のトッププロのラケットってどんなものなのだろうと思ったのならば実はこんな感じなので、今回のヘッドのラケットを使う事でより高みの世界を垣間みれるチャンスなのかな?と思った次第で御座います。

個人的には素材うんぬんよりも、ヘッドが真剣にプロが使っているラケットに『限りなく近い感覚』のラケットを発売してくれた事に素直に賞賛を送りたいと思います。
他のメーカーもプロに供給しているラケットではほぼそうゆう傾向があり、ラケットの本質を分かってる筈なのだから、是非ともヘッドの真似をして欲しいものですね。

だって、フェデラー使用ラケット触らしてもらってコートで打ったことがあるのですが、本当に重量はあるのに滅茶苦茶振り易い、というか扱い易いですから……
(これも多分ヘッドの言う所の『極バランス』だからだと思います。)
実際にそのときに女性の方も打ったのですが、342gもあるにも関わらず女性が普通にスイング出来てましたし。
多分アマチュアが必死で振り回している現行の『BLXプロスタッフ90』のほうが、数年前のフェデラーのラケットよりも間違いなく難しいラケットですよ。
きっと、多分実際のフェデラーはもっと楽なラケットでプレーしているのですから……


ま、信じるか信じないかは貴方次第、くらいに思って頂きたい記事でありました。


『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』その3は近日公開予定なので、今暫くお待ち下さいませ。

ではでは。
[PR]
by suzy35 | 2013-02-03 08:30 | テニス

『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』その2

今日のブログは前回の続きです。

『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』その2です。

今回は【(2)握るものの精度を高めること】について考察を進めて行こうと思います。



まず、『握るものの精度を高める』とはどうゆうことか?

端的に言ってしまえば、それは以下の二点に集約されるでしょう。

(1)自分の体格や筋力や運動能力に合わせたラケットを選ぶ事。

(2)ストリングの正しい選択とその極めて優れた施行のラケットを握る事。



(1)については自分の事を出来るだけ客観的に見つめて選択する事が大切と思います。

これって意外と難しくて、人は自分の事になると極めて盲目になる傾向があります。
つまり、自分の実力を過大評価する傾向があるという事です。
これは憧れ、という感情を含めてプロのようなショットが打ちたいからプロが使っている同じモデルを選択しまう傾向も自分を過大評価している事と同義になります。

(そういう意味では未だにプロスタッフmidが大好きな私も過分なラケットを使ってるって事ですね……)

少なくともアマチュアの日本人テニスプレーヤーは自分が思っているよりもはるかに肉体的に欧米人に劣っており、そこが日本人がテニスをする上での最大の弱点でもあると言えます。

これは農耕民族である日本人の受け継いで来た身体的特徴であり仕方の無い事なのですが、ここを勘違いする人がやたら多い気がします。

基本的な部分で、そもそも昔から大陸で他の民族と激しく戦ったり、また自分たちが生きるために狩りをして戦いの人生を生き抜いてきた狩猟民族とはそもそも受け継がれたDNA的特徴や身体の特性が違うのです。

但し、そのかわりに日本人は持久力に優れているので長距離の水泳やマラソンとかなら十分に誇っていいと思います。
そう言う意味で、今日本でマラソンや自転車がブームなのは実は日本人の身体的な特徴から考えたら間違いの無い正しい選択なのです。

だから本当はテニスなんて難しい競技を選ばずにマラソンや自転車や水泳を趣味にしていれば、きっと楽しい時間がより多く過ごせると思います。


しかしこのブログをご覧になって下さっている方を含めて、我々はテニスが大好きになってしまったのです!

だからいくら向いていないと言われようがそこは日本人特有の粘り強い知恵でカバーしようではありませんか!!!

簡単に負けを認めないのは、私は日本人にとって「恥」の文化と同じくらいに強固で素晴らしい精神力だと考えております。


さて、では肉体的に劣る日本人がどうすれば『握るものの精度』を高められるのでしょうか?
答えは簡単です。
まず一つは「きちんと作られた」より「軽量な」ラケットを使う事です。
軽いラケットを使う事によって、絶対的な筋力不足からくる致命的なスイングの鈍さを鋭い方向へ補う事が出来ます。

そしてそれこそが前回記載したより正しい世界基準の最新のスイングが日本人の筋力や瞬発力でも可能にするキモなのです。

ただ、これには一つ注意点があります。
ただ単純にラケットが軽ければいいって訳ではありません。

何故なら基本的には「同じ質量のボール」をネットを挟んで打ち合うテニスとゆう競技の性質上、自分のラケットが軽くなればなるほどデメリットもまた出てくるからです。

つまり「同じ質量のモノ」(ボール)を打ち合う競技である以上、ラケットが軽い方が振動が出易くそのためテニスエルボーになりやすかったり、弾かれたり打ち負けたりする可能性もまた出てくる。


そこで、
(2)ストリングの正しい選択とその極めて優れた施行のラケットを握る事。
が大事になってくるのです。


ここまで上記したように(1)で出て来た体格にあったラケットを選んだ時に日本人は特にストリングの精度には拘るべきでしょう。

何故なら軽量なラケットを選択する事からくるデメリットを可能な限り解消するようなストリングの選択と正しい施行が必要となるからです。

軽いラケットを使うのは、羽子板みたいなテニスをするためではなく、筋力に劣る日本人でもフェデラーやジョコビッチのようにフルスイングをするためにラケットを軽量化するのです。
そこにこそ軽量なラケットの意味があるのです。

そしてだからこそ、軽いラケットでも最高の性能を提供するストリングと、それを確かにラケットに張り上げる施行の技術を追い求める事は、実は日本人にとってトップレベルの選手へと近づく大きな鍵となります。

軽いラケットでフェデラーやジョコビッチのようなスイングをする。
これって一度でも体感したら分かりますが、最高に気持ちの体験です。
むしろ、成る程!フェデラーやジョコビッチはこんな感覚でラケットを扱ってるのか!という真実の感想が自分自身の体験として実感出来るでしょう。

この感触は本当に目から鱗がポロポロと落ちるレベルでの快感なので、是非ともまだ未経験の方にはこのブログを読み進めて会得して頂きたいと思っております。


なお、上記した事柄全てを無視すれば我々日本人はテニス的に鎖国された環境のテニスしか出来上がらないのは明白でしょう。
それはきっとあなたが利用する様々なコートで、近くでプレーしている人たちのテニスの内容を観れば一目瞭然です。




では『(2)ストリングの正しい選択とその極めて優れた施行のラケットを握る事。』のためにはどうすれば良いのでしょうか?

私の長年の経験から導き出された答えは単純です。
それは『本物のプロに全てをまかせる』って事です。


何故なら最新のストリング事情はラケットも同じですが、新素材や新しい製法が次から次へとどんどん生まれては消えて行き、その中から最善のモノをアマチュアが選ぶのは不可能に等しいからです。


餅は餅屋。

フェデラーを始めとする世界のトップププレーヤーですら自分でストリングを張る事はなく、最近では「P1」(プライオリティ・ワン)等のストリングを扱うだけの本物のプロの張り師集団に張り上げてもらっているのです。


サンプラスやアガシの頃だと「PRNY」って袋に書いてありましたね。
これもプロが個人的に契約して依頼しているストリンガー集団です。


よく雑誌でグランドスラムの舞台裏って内容で、「毎日何十本も張るんだ」なんてインタビュー込みで大会のオフィシャル・ストリングサービスを紹介していたりしますが、実際にグランドスラムで優勝するようなプレーヤーはそんなとこでは(ほぼ)張っていないのです。



実際に先日の楽天ジャパンオープン2012で優勝した錦織圭選手も、大会のオフィシャルストリンガーであるゴーセンには自分のラケットを預ける事は一度もなく、自分で雇った専門のストリンガーに依頼していたそうですね。
この事実からもその一端は垣間みれる事と思います。



本当にその大会に優勝したいと強く願う選手は基本的に大会の用意したオフィシャルストリングサービスなんて使わずに、自分の事を知り尽くした専門のストリンガーに頼んでいると思っても過言ではないと思います。

今度グランドスラムを観る時に注意深く観て下さい。
フェデラーやジョコビッチがボールチェンジのタイミング等で新しいラケットを取り出す時に、ラケットを包んでいる袋に「P1」って書いてありますから。

つまり、アマチュアの我々よりも当然遥かに上の段階でより【握るものの精度を高めること】に細心の注意を払っているトッププレーヤーはわざわざ「高いお金を出してでも」専門のプロ中のプロに頼んでいるのです。



但し、これにも様々なハードルがあります。

まずは今の日本においてそうした正しい知識を持った専門店に出会う事が非常に難しい事。
昨今はネット通販が大流行りで、簡単に安く品物を購入する事が安易に簡単になったと思います。

まあ百歩譲ってラケットを安価で購入する事は良いでしょう。

が、ストリングの施行に関しては如何でしょうか?
とある通販サイトで「自分はグランドスラムでの張り経験もあるプロのストリンガーです」なんて謳ってるとこも数多いですね?
が、実際にはどうでしょう?

上記した通り、世界のトッププロはそんなとこでは張らないのですよ。
だからそうした言葉に信憑性はあまりありません。

まさにネット社会の情報とは玉石混合ですね。

結果的に、こればっかりは自分が実際に体験しないとはっきりしたジャッジは下せないでしょう。

私は縁あって「プロストリンガー」というお店を利用しておりますが、これは私自身が「ここは本当に良い」と心底判断したから利用しているのであって、勿論他人にも安心して進められる本物のプロショップだとは思いますが、私の発言だけでは当然半信半疑の人も多いでしょう。

今までなかなか良いストリンガーに出会えずに常に疑念の目で斜に構えている人も多いでしょう。

でも、そういう人はむしろお金を使って色んな所で張り替えをして、その結果としてジャッジするしかないでしょうね。

もし、このブログを全面的に信用してくれて「プロストリンガー」の門を叩こうと思った人は本当に幸いだと思います。
何せ無駄なお金を使わずに済むわけですから。



ま、それはさておき、
「ではどうやったら正しいジャッジが出来るのか?」
という項目を説明しましょう。


最近の日本は不景気ですよね?
当然テニスをやっていてもコストダウンは絶対にしたい!
ラケットもストリングも施行もボールも出来るだけ安い買い物がしたい!

私もそう思いますし、当然のご意見です。

でも、もしも貴方が仲間と楽しくやるテニスや貴方の所属しているサークルで使用しているボールが、ボールの代金をケチるあまりに、とても長い期間使いすぎてエアーは抜けてメルトンもハゲハゲだったらどうでしょうか?

そんなベコベコのボールを打撃してラケットやガット、そしてその張りの施行技術に正しい判断が下せるでしょうか?

これは確信を持って言えますが「絶対に無理」だと思います。





実際にコートに行けば分かると思いますが、特に学生サークルなんて酷い!の一言です。

もうベッコベコでエアーも抜けきった「ブリジストンのツアープロ」を使ってりして、それがまた悪い事(ヘタな人にとっては良い事に?)に飛ばなくてスピンのかかりも悪く大して跳ね上がらないから、あたかも自分が上手くなったのかと勘違いするかのように身体を目一杯使ってフルスイングをしております。

それはもう凄いの一言です。
ネットを挟んで両者がベコベコ言わせながらむちゃくちゃなインパクトで強引にボールをひっぱたいている。
美しさのかけらもないその有り様は、はっきり言って地獄絵図です。
いくら不景気だからってかわいそうすぎます。
(これはつまり学生が毎回ニューボールを使えないほど日本はボールが高すぎるという事です。)

そしてそのスイングは申し訳ないけど雑も雑、お世辞にも綺麗なフォームやスイングとは言えない代物です。

その状態でラケットやガットや施行に対する正しい判断なんて絶対に出来ないと思います。

たぶんどんなラケットを使っても、どんなストリングを使っても、誰が施行していようとも、その人のテニスにとっての大勢に影響を与える事は少ないでしょう。

むしろその酷い状況でもそんな事が出来る人がいたら、もうその人はテニスの才能が身体中から溢れかえっているのでもういっそプロに挑みましょう!

つまり、ベコベコのボールを使っている人たちにとってはラケットもガットも施行も、何を変えても大差ない訳です。

いくら私の信用する専門店「プロストリンガー」で魂込めて施行したガットであろうと、大型量販店でバイト君が適当に張り上げたガットであっても、ベコベコのボールの前では使用者の意思に関係なくその違いや良さや悪さが理解出来ないという事です。
究極的に言えば「ベコベコのボール」が全てを「台無し」にしてしまうのです。

だから正しい選択が出来ない、という帰結に辿りついてしまうのです。






貧すれば鈍する、結局ニューボールを使う事をケチりすぎると、結果として貴方のテニスライフの質は低下してしまうのです!!!

ボールが駄目なばかりに、テニスが好きで練習も頑張ってるのにも関わらずQOT(クオリティ・オブ・テニス)が下がるって事ですね。
私はそんな悲しい事はないと思います。

だから私はこのブログでボールのインプレを書きました。
それは「出来るだけ安くて」「出来るだけ長持ちする良いボール」を自分自身が使いたいし、それで試した結果をみんなにも知って欲しかったからです。

ダンロップ・フォートもいいですが、値段が高すぎるから結果的に長く使ってしまう傾向にある、それって絶対に駄目なんです。
練習でも試合でもそれにあった最適なボールを探すべきであって、安くて高品質なボールを探すべきなんです。

前回、私は「ヘッドのチャンピオンシップ・プロ」を選択しましたが、本当にゴムの質が上がればダンロップの「NX1」だってなかなかだと思いました。



だから、もし貴方がテニスに真摯に取り組んで真剣に上達したいと願うならば、当然【(2)握るものの精度を高めること】もさることながら、まずはニューボールを毎回使う事。
それを心に刻み付けて下さい。

そうして初めて【(2)握るものの精度を高めること】の真の理由が見えてくるのです。

ニューボールを使う事で正しいラケット選びが出来て、正しいストリング評価が出来て、その結果として正しい施行への正しい評価が出来るようになるからです。

その結果として【(2)握るものの精度を高めること】が貴方にとって可能になるのです。

そしてそうした全てが理解出来れば、最終的に本物のプロにストリングの施行の依頼をする事は、実は結果としてストリング本体やフィーリングが長持ちする事でむしろリーズナブルになるという真実が見えてくるのです。

だから、本物を探すって大切なんです。

色んな意味で人間努力を怠ってはいけません。


さて、長くなったので続きはまた次回に致します。
[PR]
by suzy35 | 2012-11-27 17:05 | テニス

『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』その1

今回はテーマを決めて、それに対して起こりえる過程での出来事や推論、そして結果から導き出される結論に対して論理的に解明していきたいと思います。

今回のテーマはこちらです。

『一般プレーヤー、とりわけ初心者が、ATPナンバーワンに近づく最短の道は』

これは一度テニスという競技に魅せられて始めたのならば誰もが願い思う事でしょう。
特に日本人にはその性質が強いのではないでしょうか?

良く言えば他者の美しく躍動する姿を見て、それに一歩でも近づきたい、出来うることなら同化したい、可能ならば同じようなショットが打ってみたい。
悪く言えば、平和な社会に住んで暮らしているから現実を見ずに安易に夢想するだけの人もいるでしょう。

但し、上記の2つがあるからこそ消費が成り立ち経済の循環が成り立っているとも言えます。
実際に、ロジャー・フェデラーとマリア・シャラポワの昨年度の莫大な金額の収入を見れば反論の余地はないでしょう。

ある意味において、競技テニスとは人を魅せる事であり、それに対して対価を獲得する。
これは私たち凡人が自分のレベルにあった仕事を成して報酬を得ているのと構図になんら変わりはありません。

ただ、才能の差や、与えられた環境の差や、努力の差や、持って生まれた運命や宿命。
まあそういったもの全てに恵まれなかった凡人である私たちにとってはただ『テニス』という競技の歯車でしかないのです。

そうした凡人たる我々が居るからこそプロがそれによって報酬が貰えるシステムが成り立っているわけで、私達はその底辺に居ると考えるのがまあまあ無難な考え方でしょう。

口では否定も肯定も容易ではありますが、実際に草トーでもいいから試合に出て、自分のプレーを撮影すれば、またはした事がある方ならば男女問わず上記の文章が述べている意味合いが少しは理解出来るかと思います。


しかしながら、ここで終わってしまってはしょせん負け犬の遠吠えであり、このブログでの文章にも何の意味もありません。

なので、実際により一歩でも近づくためのメソッドを考えてみたいと思います。

さて、ここで上記のテーマに対して自分の利用しているテニスショップである「プロストリンガー」の坂オーナーの提起する「我々日本人にとって最前の方法」について検証して行きましょう。

私の疑問に対する「プロストリンガー」の坂オーナーの示す解答はシンプルに2つです。

(1)本場最新技術理論を勉強すること

(2)握るものの精度を高めること



まずは【(1)本場最新技術理論を勉強すること】について考察を進めてみましょう。

これは現代テニスで強くなる事を心がけるものであれば自明の理とも言える真理でしょう。
最近では新しい素材がもたらすラケットやストリングの進化、より効率の良い身体機能向上のためのトレーニング方法の進化、それに伴う身体から繰り出されるより最適なボールの打ち方の進化。

以上の三つが大きく分けて現代のテニスで最高の成績を残すために必要なものであるのはむしろプロに近づけば近づく程に当たり前に実践しなければいけない事と思います。


但し、日本国内でロジャー・フェデラーやノバク・ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、アンディ・マレーのようなプレーを限りなく分析&再現出来るコーチがどれほど居るでしょうか?


日本では楽天ジャパンオープンですらも普通には地上波の民放ではやらない状態なのに、何故かテニス雑誌はやけに沢山毎月出ています。
中には途中で廃刊や休刊に追い込まれる雑誌もあるようですが、それにしては残っている数が多いと思います。


そして何時もながら雑誌を読んでみて何より驚くのは、同じ雑誌(例えば「スマッシュ」とか)ですらも毎月毎月全く違った理論が展開される事でしょう。
道具についての解説は似たり寄ったりでそんなに大きく変わる事はないのですが、こと技術論になるとちょっと笑ってしまうくらいに全然違います。
よくまあ編集部が毎回違う理論を気にもせず載せるなぁ、なんて個人的には思うのですが、そこは利益主義が優先であり、そもそも雑誌が廃刊になったら食い扶持が無くなる訳で、そう考えるとまあなり振り構わず雑誌を構成してるとうのが真実なのでしょうね。
ただまあそうした毎月違う技術論を読まされる読者にとっては苦痛でしかない時もありますが……

ちなみに私の場合はどうしても読む時は出来るだけポジティブ・シンキングで楽しんで読むようにしております。
成る程、この解釈新しくて面白〜い的に。
まあ基本あまり毎月読む訳ではありませんが、読むのならば楽しくないと人生自体楽しくないですからね!!!

私の個人的な思いとして、人生を楽しめない人は何事も楽しめないと思っています。
だから何事もネガティブに考える人にはテニスなんて苦痛なだけで絶対に楽しめないと思っております。

閑話休題。


さて、その雑誌中の技術論ですが、ある時は「相手の時間を奪うためにライジングでとれ!そのためにはオープンスタンスが最高!」とか「現代のスピードテニスで勝負するためにスクエアスタンスでボールに全ての力を与えろ」とか……まあ言いたい事はなんとなく分かるのですが、これって書いた人も本当にそう信じているのかな?と疑問を抱く事も多々あります。


そういう意味で、本当に日本国内で「新技術理論」を勉強して「正しく理解」している人(テニスコーチ)って一体何人位居るのだろうと思ってしまいます。

人に教えてお金を貰ってるテニスコーチですらも解釈がバラバラに分かれる旧態依然とした「技術理論」って一体なんなんだろう?とすら思ってしまいます。


しかしながら、実のところその最新の「新技術理論」を導き出す答えは簡単なのです。
これは決して経験則などという他人に説明しにくい感覚的な事ではなく、より「合理性のみを最大限追求した結果」を分析した「科学」から導き出されるのです。

だからこそコーチという存在が成立し、世界トップレベルの選手ですらもコーチをつけて常に修正をしているわけです。

そして世界トップレベルのコーチが教える事とは何かと言えば、科学的に最高の合理性を指し示すスイングの仕方や身体の使い方こそが「新技術理論」であるという当たり前の現実なのです。



この世に超能力でボールの軌道を変化させたり、魔法や魔術で300kmのサーブが打てるのならば我々は苦労はしません。まあテニスもつまらないでしょうが。


悲しいかな「現実」にはファンタジー等微塵もなく、今現在我々が生きるこの世の中はすべからく「科学」に支配されているのです。

そしてそれを現代テニスに当て嵌めると、ラケットの重量やバランスに素材の特性、ボールの特性、個人の筋力や柔軟性、そして物理的に人間が最大限パワーを出せる身体の効率的な使い方やスイングの方法。

そしてそうした上記した事が全て「今人類が分かってる範囲で」「最大限」実践する事、それこそが「新技術理論」なのです。


故に、実は「新技術理論」とは誰でも本気で真摯に勉強と研鑽を重ねれば必ず理解出来るものなのです。
何故ならこれは大まかなものいいで恐縮ですが、「究極の答え」がかならず一つしかない「科学」だからなのです。


もしも国語における、とある物語や文章に対する解釈のように、人によって無数の解釈が存在するようなものであれば、事はそう簡単には運びません。


しかし嬉しい事にテニス上達の秘訣は科学の範疇である「新技術理論」に集約されているのです。

とすれば、後足りない物は真実を理解するための自己研鑽であり、努力だけなのです。

勿論、人それぞれ筋力の配分や体格や身長等の変化するファクターはあるでしょう。
そしてそれによってその人にあった最適な重量のラケットやスイングの仕方がある事は自明の理でしょう。


が、それすらも無数にある変化する因子の一つであり、当て嵌めるべき方程式の中の数値が変化するだけで結果から見たら一緒なのです。

最終的には一つのものに収斂される。

それが実は現代テニスなのです。

そう考えるとテニスって実はとてもシンプルなんだな、という事がお分かり頂けるかと思います。


ちなみに、この「新技術理論」については今後のブログで語るべき課題であるので、今回は上記に述べた大枠だけを提示しておきます。

今の時点で言えるとしたら……

まず第一歩はプロのテニスを間近で見て感じる事です。
そして正しく「見る」事によって「新技術理論」が見えてくる事と思います。



では、長くなったので【(2)握るものの精度を高めること】については次回から考察していきましょう。

ここでまだ内容的には25%くらいであり、ここからが本番です。

最近の若者は長文が苦手のようですが、頑張って読んでみて下さい。
必ず貴方のテニスにとってプラスの結果をもたらすと思いますよ。
[PR]
by suzy35 | 2012-10-12 09:30 | テニス

2012年テニスボールの比較インプレ!

今回は最近の新しいボールから慣れ親しんだボールなど、私が使用した事のあるボールも含めてインプレをしたいと思います。


このテストをしようと思ったきかっけですが、それまで愛用していたヘッドの「HEADチャンピオンシップ」が廃盤になってしまい、その遺伝子を引き継ぐ新しいヘッドの「HEADチャンピオンシップPRO」はどうなんだ?と思ったのがきっかけです。


草トーに時たま出ている私としては練習であっても出来るだけニューボールでやりたいので、品質や値段にはかなり拘って(ケチって(笑))ます。
まあそれだけボールも頻繁に取り替えますし、練習試合をする時は必ずニューボールを使うようにしております。


(余談ですが、草トーでも昔は大体「ダンロップ・フォート」の試合球が圧倒的に多かったのですが、最近は「ブリジストン・XT8」や「スリクソン」等の比較的速いボールが多くなって来たように思います。実際にオムニコートで「ダンロップ・フォート」だと、試合でやたら粘るいわゆる「シコラー」と対戦すると本当にびっくりするくらい試合が長引きますから速いボールで試合を早く終わらせるように主催側も考えが変わってきたのでしょうね。)


何せ経験のある方も多いでしょうが、限界をこえて使い続けたベコベコで飛ばないボールとニューボールを比べると驚く程に違いがあり、草トーといえど基本的には試合毎にはボールもニューボールになるので、練習で安くて質の良いボールを使うという事は、単純にそれだけ試合慣れをするってことと同義だからです。
言い換えれば「試合に勝ちたかったら練習でもニューボールを使った方がいい」という事なのです。

本来はそのくらいに大切で重要なボールなのですが、どうもサークルとかだとおざなりになりがちですよね?
まあ現実実際にボールだってタダじゃないし、私だって費用が安くて品質が良いボールがあればそれが一番良いに決まっております


そこで今回は幅広く現在日本で購入可能なものを比較してみたいと思います。


それから、私が最近まで愛用していたボールがヘッドの「HEADチャンピオンシップ」だったので、それが基準値になっていることは明記しておきます。
最初にこれを選んだ理由は、私が前々からコストパフォーマンスの高さ故に「PENNのチャンピオンシップ」を愛用しており、それがヘッド社に買収されてからも、値段は爆安なまま、むしろPENNの頃よりも品質が向上した「HEADチャンピオンシップ」に移行したからです。

ちなみに何故これを愛用していたかと言うと、普段ハードコートでプレーする事が多いのも理由の一つでしょう。
ハードコートのせいでメルトンの消耗が激しくてボールの入れ替えが頻繁で安いボールじゃないと駄目だったのと、打撃音も気持ちがよく、どちらかと言えば軽快な打球感でボールのスピードも出易い事が愛用の理由でした。
後は意外と周囲でヘッドのボールを使っている人が少ないために他のコートのボールと混ざりにくいというメリットもありました。


最近練習ボールで一番よくみかけるのはダントツで「ブリジストンのツアープロ」でしょう。
ただこれはメルトンが弱くてすぐにツルツルになりボールが一回りくらい小さく打球感が堅くなってしまうので私はあんまり好きではありません。
まあ皆さん値段が安いから使用しているのだとは思いますが……
確かに値段も安いですが、使えなくなるのも早いボールだと認識しています。


それからテストした環境ですが、
時期は八月から九月にかけて。

コートは、
有明の改修された方のハードコート(二色に塗り分けられたデコターフ系統?)と改修前のハードコート。
一般的なオムニコート数カ所。
高輪プリンスホテルの人工芝カーペット。

等です。


今回のテストのために用意したボールは下記の通りです。
()内の値段につきましては私が調べた範囲ですのでもっと安いお店があるかもしれません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

HEADチャンピオンシップPRO(一球、105円)9月27日現在。

HEAD ATP(一球、200円)9月27日現在。

ブリジストン NX1(一球、126円)9月27日現在。

ブリジストン ツアープロ(一球、110円)9月27日現在。

ブリジストン XT8(一球、198円)9月27日現在。

ダンロップ セントジェームズ(一球、105円)9月27日現在。

ダンロップ FORT(一球、261円)9月27日現在。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

今回は上記の7種類のボールでのテストです。
一つ一つインプレしていきますね。





1、HEADチャンピオンシップPRO(一球、105円)9月27日現在。

最初は一番興味があり、かつ値段も今回のテストの中で一球105円で買える最安値ボールの2つだけあるうちの一つですね。

これはまさしく「HEADチャンピオンシップ」の進化版と言う感じです。

基本的に軽快さがあり、はっきりした打球感が非常に好印象です。
そしてはっきりしていながらも高級感のある当たりの柔らかさがあり、タッチの面でも好印象。
それでいてハードヒットした時にはがっちりと受け止めてくれる感触があり、打った通りにぶれない打球が飛んで行きます。

どちらかと言えば程よいスピード感のある種類のボールになります。

また前と同じく値段が圧倒的に安いにも関わらず、よくある安いボールにつきものの「曖昧さ」や「もっさり感」も無くて、もっと高いボールのように感じます。

比較しての印象では、「HEAD ATP(一球、200円)」と比べるとよく分かるのですが、良い意味で結構これと似ています。
エンコア・テクノロジーという中身の圧力の抜けにくい構造を採用しているようですが、この感触が良いのかもしれません。

同じヘッド社のボールだから当たり前かもしれませんが、特筆すべきは打っていてむしろ「HEAD ATP」に感じられる高級感があるという事でしょう!!!

メルトンの持ちも意外と良くって、「ダンロップ セントジェームズ」や「ブリジストン ツアープロ」と比較しても明らかに持ちますが発色の良さまで保つ「ブリジストン NX1」には少し負けるかな?という感じでしょうか?
それから空気圧の抜けもゆっくりで、今回テストした中でもトップクラスの持ちでした。
そのためボールの飛びの維持性能も抜群で少しくらい長い期間使っても旺盛なバウンドを維持してくれるので助かります。

総合評価として非常に良いボールだと感心しました。
単純に打っていて気持ちが良いし、それでいてその感触が長く続く。

純粋な試合球としては「HEAD ATP」や「ブリジストン XT8」のほうが良いのかもしれませんが、常にニューボールを使いたい方やそれに近い感覚が長く持続する性能の高さは、コストパフォーマンスも含めてこれが一番良いボールなんじゃないでしょうか?

オススメです!!!

メルトンの持ち:9点
空気圧の維持:10点
打ち応え:9点

コストパフォーマンス:10点

総合評価:10点





2、HEAD ATP(一球、200円)9月27日現在。

このボールはマスターズ1000やマスターズ・ファイナルという世界のトッププロが出場する大舞台で公式採用されているだけあって本当に「世界基準」と言いきれる最高峰のテニスボールです。

これもどちらかと言えば程よいスピード感のあるボールで、ストロークやサーブでは本当に素直に気持ちの良い打撃感を提供してくれます。
またそれでいながらボレーなどの時には包み込むようなタッチの良さがあり、ボレーも非常に打ち易いボールになります。

打っていて単純に「気持ち良く打てるボールだなぁ」と思えます。

まあ値段がお高いので当然かもしれませんが、まさにこれが「世界標準」「世界基準」のボールだなって印象です。

今回は残念ながら練習球探しなので、まあインプレはこの辺で。

そのうち試合球テストの時に真剣にインプレしたいと思います。

メルトンの持ち:10点
空気圧の維持:10点
打ち応え:10点

コストパフォーマンス:6点

総合評価:7点(練習球として考えた場合です)





3、ブリジストン NX1(一球、126円)9月27日現在。

これは耐久性を一番のウリにしたブリジストンの新しいボールですね。
一応新しいボールなので値段以外は「HEADチャンピオンシップPRO」の一番のライバルという位置づけかと思います。

が、最初に缶を開けた時の打ち始めの打球感は結構固めで、人によっては「これってノンプレ?」って聞いてくる人がいたくらいに堅さを感じるボールです。
まあ一時間くらい打っていると柔らかくなってくるのですが、それでも多分耐久性を重視するあまりにとにかく堅さが目立つボールです。

メルトンは非常に強くて、結構ガシガシ打撃してもかなり頑丈です。
それに一番の利点はメルトンの発色がテストした中でも一番良い事で、少しくらい暗くなってきてもボールがはっきりと見やすいという特徴があります。

打っていて慣れてくると基本的に「安定」したボールだな、という印象でした。
固めの打球感のせいか結構飛ぶんですが、慣れてくるとスピードとか跳ね方とかが安定していてラリーを続け易いボールだとも感じました。

そういう意味では飛ぶわりにはスピードは気持ち遅めの設定だと感じました。

後は堅さがある分ハードヒットした時の手応えはかなりはっきりしていて気持ちが良かったです。
ただ、堅いのでタッチという部分では少しにぶいかなと思いました。


そしてこのボールの一番のデメリットは実は空気圧の抜けが思ったよりも速い!!!という事でしょう。
長く使ってみた結果ですが外見はかなり長い事綺麗さを保っているのですが、エアーが抜けて段々飛ばなくなってきます。

そのため結構違和感を覚えます。
見た目は新品に近いのに飛ばなくなるんです!!!

「耐久力」を謳うならもっとエアーの抜けにも気を使って欲しかったな、というのが総合評価でしょうか?
まあ確かに同じブリジストンなら「ツアープロ」よりはメルトンの持ちも、エアーの持ちもはっきり二三段階上なんですが、そこは天下のブリジストンなんですからもっと良質なゴムに改良してもらって、柔らかい打球感にしてさらに空気圧も長持ちしてくれたら良いと思いました。

値段が「一球、126円」と少し高めなのでインプレも辛口になりましたが、確かに今までに無い個性が独特で「面白いな」と感じた所もあったので、まだまだ改良の余地のあるボールだと思ったというのが偽らざる心境です。

このメルトンの強さと発色の良さを保ちつつエアーの抜けを抑える事が出来て、もう少し値段が下がったのならば相当に良いボールに化ける可能性を感じました。

なので今後の改良に多いに期待です。

メルトンの持ち:10点
空気圧の維持:6点
打ち応え:8点

コストパフォーマンス:6点

総合評価:7点





4、ブリジストン ツアープロ(一球、110円)9月27日現在。

これはまあよく見るし、打つ機会も多いボールの一つですね。
実際のユーザーも多いでしょうし、これを見ている方も使った事がある方が非常に多いボールだと思います。
なので自分の中での比較対象として見て頂けると助かります。

打球感としては軽くて、ニューボールの時には堅さもありつつ結構スピードの出るボールです。

ニューボールの時限定ですが、思いっきりボールをぶっ叩いてスピンをかけるとメルトンをまき散らしながらかなり速いボールが飛んで行きます。

打球感は軽快というよりは単純で「軽い」打球感です。
まあシンプルと言えばシンプルですね。
スピンのかかり具合はメルトンがあまりひっかからないせいか「HEADチャンピオンシップPRO」や「ブリジストン・NX1」よりもかかりは悪く、スピード重視な感じです。

ボールの球速は多分このボールが一番出ていると思います。
ニューボールの時限定なら結構好きなボールです。


が、大きな欠点としてメルトンの持ちがとても悪く、一時間ガンガン打ったらボールが一回り小さくなった?と思うほどにツルツルに剝げてしまいます。
それから空気圧の維持の観点でもあまり良くなく、一週間経ったらはっきりエアーが抜けたなと感じます。

基本的にこのボールは一回の練習でほぼ力つきてしまうので、次回からはまあサーブ練習用にとっておくという使い方が一番かと思います。
そういう意味ではコストパフォーマンスは案外悪いな、とうのが印象です。


このボールをかなり時間が経った状態で打つとエアーが抜けてしまっていて全然飛ばないのに、ラバーが堅いのか思いの他固めの打球感が手応えとして残っており、かつ何故かキンキンした金属的な音がして「ちゃんと打ったような感じ」がするので、若者的にはへたった後も打っていて気持ちの良いボールなのかもしれませんが、これは上達には悪影響だと思います。

つまりエアーが抜けていて飛ばないのに手応えはあるから、アウトを恐れずに思いっきりスイングが出来てしまう、そしてラリーしている相手にとっても相手がフルスイングして打たれたボールがバウンド後に「はっきり失速」するから案外打ち易くてお互いに思いっきり打ちあえる。

この繰り返しが延々続けられるので、まるで自分が「上手くなった」ような錯覚を起こさせるちょっと恐いボールだと私は認識しております。
で、この感覚のままニューボールを打つと大アウトの暴発連発する、みたいな。

値段がこの半分の「50円」くらいだったら全然アリなボールだと思いますが、この程度の耐久性で一球110円ならばコストパフォーマンスはかなり悪いと言わざるをえません。

メルトンの持ち:2点
空気圧の維持:3点
打ち応え:7点

コストパフォーマンス:1点

総合評価:3点





5、ブリジストン XT8(一球、198円)9月27日現在。

値段も高いですが、品質とか打ち応えとか諸々含めて安定感が非常に高いボールです。
軽快さは薄いですが、少し重厚感のある日本人が好みそうなちゃんとした高級感が感じられるしっかりとしたボールで、値段なりの価値はあるかなというのが印象です。

スピード感は丁度中間から少し上くらいの感じでしょうか?
スピンのかかりも上々で、飛びもよくて非常に安定感の高いラリーが続けられる印象です。

ただしこれも値段が練習球には成り得ないので詳しいインプレは今後に。

「HEAD ATP」よりは少し打球感がもっさりしていますが、それ以上に安定感があります。

後はまあ何せ最近の草トーではよく見るボールなので、このボールの個性を知っておくくらいはいいかなというのが評価でしょうか。

持ちは普通な割に値段が高いので練習球には使えませんがこれはこれで良いボールです。

メルトンの持ち:8点
空気圧の維持:8点
打ち応え:8点

コストパフォーマンス:6点

総合評価:7点(練習球として考えた場合です)





6、ダンロップ セントジェームズ(一球、105円)9月27日現在。

さて、今回の比較テストの中で2つあるうちの一球105円で買えるもう一つの安く購入出来る貴重なボールになりますね。

最初からざっくり言ってしまうと、みんな大好き「ダンロップ・フォート」の廉価版という印象が強いボールです。

基本的にボールスピードははっきり遅いタイプで、スピンも結構かかるのでラリーが長続きし易いボールになります。
打球感は柔らかく、どちからと言えばもっさり、曖昧な感触が特徴です。
当たりが柔らかいので故障の多い年配の方向けでしょうか?

悪いたぐいの物言いに捉えて欲しくはないのですが、割合にそれなりに年をとったのんびりしたサークルの人たちが使ってる比率が多いと思います。
学生や若いサークルで使用率が高いのが「ブリジストン・ツアープロ」ならば、このボールは明らかに競技テニスではないけど昔からテニスをしている人が好む類いのボールだと思います。

それもまたオムニコートを好む系の人たちが使う傾向があると思うので、かなり微妙です。
まあラリーが長く続くという意味では好む人が居るのも納得は出来ます。
それが良いか悪いかはさておいて。

メルトンの持ちは標準的ですが、オムニとかでは毛羽立ち易くそのせいで球足がさらに遅くなり打っていてちょっとイライラする感じすらあります。
ただ打っているとボールがどんどん「くすんでくる」と言うか黒くなっていき、メルトンの発色が悪くて暗くなるととてもボールが見にくくなります。
まあ毛羽立つのもそれに拍車をかけている気がします。

エアーの抜け具合も「ツアープロ」よりはいいけど、「HEADチャンピオンシップPRO」よりは悪いです。

コストパフォーマンスはまあボールの好み次第で変わる気もしますが、私はあまり好きな感触ではないので評価は低いです。
そういう意味で、同じ値段ならば私は明らかに「HEADチャンピオンシップPRO」を選びます。

総合評価として、私の個人の好みとして遅くて打球感のはっきりしないボールはあまり好きではないのでこのボールを練習球に選ぶ事はないと思います。

が、このボールをかたくなに使用しているサークルもあるので、そういう方には何物にも代え難いボールなんだろうな、とも思います。
そういう人たちは安い割にはフォートの感触に近いと思うので、このボールで存分に楽しんで欲しいとも思っております。

メルトンの持ち:7点
空気圧の維持:5点
打ち応え:3点

コストパフォーマンス:6点(これは人によるでしょう)

総合評価:6点(これも人によると思います)





7、ダンロップ FORT(一球、261円)9月27日現在。

これはかつての(未だに?)「日本標準」である「ダンロップ FORT」が最近のジャパン・オープンの出場選手から「ボールのスピードが遅すぎる」と世界のトッププレーヤーから批判を受けてしまい、新たに「スリクソン」ブランドの明らかに速いボールがジャパン・オープンでも採用されるという事態まで引き起こしたという、テニス界の「ガラパゴス・ボール」です(笑)。

実際に昔の草トーではほとんどの大会でガチで使用されていた、日本国内では圧倒的なシェアを誇っていたボールであります。

最近ではようやく試合で提供されるボールにも変化が起きてきましたが、相変わらずジジババの多いテニスクラブ等では「これじゃないと駄目」とう熱狂的なファンが居るボールですね。

特徴はとにかく打球感が柔らかくてボールのスピードが遅い事。
それでいてスピンのかかりも悪いのであまりボールも跳ねずに弾道の低いボールが持ち味です。

現代の高い打点からヒットする最新のテニスからはかけ離れた位置に存在するボールですが、いまだに愛好家が居て年配層には確固たる地位を築いているのもまた事実。

でも、この遅いボールが蔓延する事で日本のテニスが他のテニスが強い国と比べて遅れた要因になったのでは?なんて思うボールでもあります。

さて、それはさておきコストパフォーマンスは最悪です。

メルトンの持ちはそこそこ、エアーの抜けもそこそこ。
値段が一番高い割には、それだけの性能を備えているとはお世辞にも言えません。

またオムニコートで使うとすぐにメルトンが膨らんでぼわぼわになってしまい、恐ろしく遅いボールになってしまうのもマイナス要因ですね。

まあでもこれは熱狂的なファンがいるので、私の評価なんて関係無くこれはこれでそういう人たちが使えばいいのではないかと思っております。

メルトンの持ち:7点
空気圧の維持:7点
打ち応え:1点

コストパフォーマンス:1点

総合評価:1点


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
最終評価

早速結論から行きましょう。

おおよそ一ヶ月にわたりテストした結果、自分の練習球は一番目にインプレをした
「HEADチャンピオンシップPRO」(一球、105円)9月27日現在。
に決めました。

決め手は「一球105円」という爆安の値段の安さも大きいのですが、何より「一番値段が安い」のに「性能も一番良かった」からです。
これを使った後ではもう練習で他のボールを使う気にはなれません。
各インプレに書いた通りに試合球はまた別ですよ?
でも練習球としては最高だと確信しております。

値段が安くて性能がいいなんて、基本的に消耗品であるボールに対してはアマチュアが求める最高の性能だと思います。



今回改めて比較テストをしてみて思った事は、前に使っていた「HEADチャンピオンシップ」もよく出来ていたんだな、と思った次第です。
それぞれのボールによって個性があり、結構違いがあるという事も分かりましたが、逆にそれによって「HEADチャンピオンシップPRO」の良さも知る事が出来ました。

まあ「HEADチャンピオンシップ」が廃盤になったのは残念だったのですが、今回はこれも良い機会になりました。
じゃないと比較テストなんてする気にもならなかったでしょうし。
それに新しい「HEADチャンピオンシップPRO」のグレードアップした良さもはっきり分かりましたしね。



今後これ以上のボールに出会ったらまたブログを更新して報告をしますが、それまでは「HEADチャンピオンシップPRO」(一球、105円)9月27日現在。を使い続ける事に致します。

みなさんも、他にもっと安くてもっと良いボールがあったら是非とも教えて下さい。
お気軽にコメントの書き込みをお願い致します。

私はそれを待っています。
[PR]
by suzy35 | 2012-09-28 01:00 | テニス

「スイングウエイト」の真実って何でしょうか?

さて、今回は巷で流行りの言葉である「スイングウエイト」について考察したいと思います。

まず最近のラケットを作っているメーカー自体が「スイングウエイト」について記載している事が最近は多くなってきましたね。
ぱっと思い浮かぶだけでも、ブリジストン、プリンス、ヨネックス、バボラ、ヘッド、ウイルソン、その他etc…
こうして列記するだけでもほぼメジャーなブランドが「スイングウエイト」について色々調べて行くと言及しています。
例えば、プロの要求する「スイングウエイト」はおおよそ「285」位という何処から出てきたのか分からない根拠からブリジストンがそれをウリにしたラケットを販売したり、日本人向けと銘打ってプリンスも「スイングウエイト」を明記したラケットを販売しています。
またウイルソンもラケットの説明の時に用いていましたし、ヘッドもラジカルプロとプレステージプロの説明の時にアンディ・マレーを引き合いに出して用いてました。

例えば例を挙げると、バボラのラケットの様々な要素を測定するRDCという機械がありますね。
これはかなりの複雑な機械で、ラケットのフレックスも計れるし、重さも計れるし、バランス計測だけは手動ですが、デジタル化出来るラケットの性能に関して詳しく示してくれるようです。
それからプリンスも重量と「スイングウエイト」を計れる機械を販売してますね。
また、実際の所計算式からも「スイングウエイト」を導く事も可能です。

そして殆どのメーカーの「スイングウエイト」に関する説明はこうです。
「スイングウエイトとは重量とバランスだけでは説明出来ない動的バランスを示すものであって、実際にラケットを振った時の感覚を数値化したものです」

ふむ、これだけ読むとなるほどと思います。
いや、思ってしまう、というのが正解でしょうか?


が、ここで実際に私が体験した現象を記載しておきましょう。

ある時、多種多様なラケットを借りたとしましょう。
そしてその時に出来るだけ正確な重量とバランスを測定、または聞いてメモしておきました。
借りる時にときたま(というか聞くと大抵答えてくれます)「スイングウエイト」も一緒に教えてもらう事がありました。
そして私はある時ふと疑問に思ったのです。

二本あって、実際に使うと明らかに振った感触が違うラケットなのに、数字上の「スイングウエイト」はまったく同一なのです。
この場合はバボラだったのですが、一つは全体的にまんべんなく重さが配分されている感じ。
もう一つは明らかにスロート部分に重量が集中している感じ。
ちなみに更に言うならば、この二本は計測した数字上は重量もバランスも同一だったのです。
が、何故かスイングすると明らかな違いを感じる。
当然「これはなんだろう?」と疑問を抱きました。

人間の感覚の方が優れているから些細な違いが分かってしまうから?
いいえ、違います。
これは単純な数学の問題です。
但し一番問題なのは、それが一つの方向でしか見ていない、ということでしょう。

つまり、グリップエンドを支点として計る(考える)「スイングウエイト」というものはその場所、もしくは計測の起点が一定である場合に、何処に質量のマスが集中しているかは計算外だからです。
この時に「スイングウエイト」は一定でも、ラケットの個体差による重量配分は無視され、グリップエンドから先端までのバランスが同一ならば同じ「スイングウエイト」になるわけです。
そうすると理屈上は当然「スイングウエイト」は同一になりますが、実際のスイングってそんなに単純ではないのでどうしても違いを感じてしまうのが人間なのではないでしょうか?

なので、もしも「スイングウエイト」に拘りたい人がいるのならば、プロストリンガーの坂オーナーも常に言っていますが「作成者と作成時期が一緒の同一ロットで複数本揃えろ」という主張に鞍替えした方が実は、結果的には同じような「スイングウエイト」のラケットを購入する一番の方法なのです。
作成者や、その時の季節(気温や湿度)、それにその都度入荷する素材の差異、そう言った要素がラケットの個体としての差を生み出してしまうという当たり前の事実を知れば、「スイングウエイト」なんかに拘っているよりも、気に入ったラケットがあるのならば、それの「同一ロット」にこそ拘るべきでしょう。

テニスが常にラケットを一定のスピードで左右に振り子のように振りつづけるのを競う耐久競技だったら「スイングウエイト」は意味のある数字だと思います。
多分疲れ方とか違いますから。
でも実際のテニスでは、それこそ人によってすら違うほど数多くのスイングのバリエーションが存在します。
サーブにストロークにボレーでも全然違います。
大体ボールを打撃する競技です。
ラケットには他にもしなりなどの要因が加わるので、全てを説明する事は至難の業といわざるをえません。
所詮「スイングウエイト」とは極々一部の要素の説明を切り取っただけなのです。

勿論、完全に無意味な数字ではなく、違うラケットと比べた場合どうなのか?等の一つの評価軸になり得る事は確かです。
なので、そういう意味で違うラケット同士で違いを見いだす用途などには有効な手段であると言えます。
まあ、というかそれも大方は重量とバランスのスペックを見るだけで計算出来ますけどね。

という事で、これ以上「スイングウエイト」に拘るのは辞めましょう。
それよりも気に入ったラケットを見つけたらショップの人に「同一ロット」の事だけチェックして、後は重量とバランスだけ計って、後は自分の感覚を信用しましょう。
むしろ「スイングウエイト」だけを盲目的に信頼してしまうと、「スイングウエイト」が一緒でも実際には振った感覚の違うラケットを購入する危険性すらありますよ。

だから、繰り返しになりますが、もし振った感じが同じラケットが欲しかったら「同一ロット」の重量とバランスが同じラケットを買い求めましょう。
それが正解です。


詳しい事は「「プロストリンガーBlog」」に掲載されていますので、真実の正しい知識を知りたい方は是非ともそれをご覧下さい。
こんな私が記載しているようなハンパな内容ではなく、もっと確かで正確な真実を教えてくれますから。

そしてさらに真実を知りたい方は、「「プロストリンガー」」に実際に行ってみて下さい。
貴方の知らない世界が待ってますよ。
[PR]
by suzy35 | 2012-06-01 21:29 | テニス

購入後!『MANTIS Tour(マンティスツアー)315』のインプレです

さて、今回は「MANTIS Tour 315」にすっかり惚れ込んでしまい、実際に購入した後のインプレになります。

ストリングですが、試打ラケットにはポリのハイブリッドでしたが、今回は非力な自分でも使えるようにとナイロン系のハイブリッドで施行してもらいました。
実際にコートで使った所、ボールの飛びは見違えるようにアップしていて、難しいモデルでありながらもより簡便に使えるようになっております。
そのため、試打の時の印象とはまた違った感想になっている事を事前に記載しておきます。


下記に改めてスペックを記載しておきます。

『MANTIS Tour 315』

フェイスサイズ95sq.in
長さ 27インチ
重量 315g
バランス 310mm
フレーム厚 20mm
ストリングパターン18×20
RA値 66


まず新しく施行されたストリングでの印象ですが、とにかく扱い易くなっております。
元々そんなにぶっとぶラケットではないので、ナイロン系のハイブリッドになっても自分のパワーレベルでは飛び過ぎの心配も殆どなく、むしろ程よいパワー感でリラックスして打撃する事が出来ました。

ヒッティングしたパートナーからは最初の軽いラリーの時から「楽そうに打つねぇ」と言われました。

実際に自分でも程よいパワー感が感じられるので、前回の試打の時とは全然違って力まずに打つ事が出来たと思います。
それでいてボールは十分に伸びているようだったので、セカンドインプレッションとしては完璧でした。

ラケットの特性として、自分の選んだ個体が基本的にトップライト気味なのでそう思うのかもしれませんが重量感はグリップ部分だけにあり操作性は抜群で、足下に深く帰ってきたボールでも手首だけで合わせて返球する事から、片手バックハンドで高い打点で打ち抜く事まで容易に出来てしまいます。

但し、これは当然の帰結なのですが、ストリングがポリのハイブリッドからナイロンのハイブリッドに変えた事に伴い短いショートアングルのショットはちょっと打つのが恐くなりました。
細かいストリングパターンの助けがあるせいか恐れずに打てば意外といけるんですが、やはりポリの良い意味での飛ばなさ加減から比べると難しいです。
最もその変わりに普通に深く打ち込むストロークではより楽に飛ばせます。

なので、結論としてはポリを軋ませるパワーのある競技者の方は絶対にポリのハイブリッドを選んだ方がいいし、自分みたいに非力なサンデープレーヤーはナイロン系にしとくのが吉だと思います。

さて、まずはストロークの印象です。

今回のナイロン系ハイブリッドは本当に飛びます!
自分のレベルでも楽が感じられるというか、十分にリラックスしてストロークを打てます。
これはまさに僥倖で、勿論305よりは飛びは抑えられていますが、殆ど違和感無くボールを軽くヒットすることが可能で、315の特徴である際立ったコントロール性能の高さを存分に堪能する事が出来ました。

これならストローク戦になっても恐くありませんし、むしろ頑張れば狙った所にボールを打ち込む事が出来ました。

またトップライト気味の設定が絶妙で、片手バックハンドの時でも顔くらいに跳ね上がってくるボールをそんなに苦労する感じがなく返球する事が出来ました。
つまり、トップライトすぎるとヘッドが回りすぎてボールに力が乗らず、ヘッドヘビーだとそもそも片手でラケットを肩口まで担ぎ上げるのにパワーが必要なんですが、その辺りの設定がど真ん中でスイングしやすく、かつボールにパワーも乗るという感じです。

両手の方はまあそんなに気にするポイントではないのでしょうが、片手打ちの自分には嬉しい性能でした。

全体的に言える事は、基本的に飛び過ぎが恐いラケットではないのでストロークに関しては安心して打てるという印象です。
それでいて、しっかりと全身で打ち込んだ時にはポリの時以上に速いボールを打つ事が出来ました。

正直な所、超好印象でした。


次にオーバーヘッドとボレーの印象です。

オーバーヘッドは掴み感があるのとトップライト気味という特性のため、無難に打ち易いです。
ただ、これはもう所有者のパワーに依存するってレベルの話しで、その人なりに良いボールが打てると感じました。
凄いアシストは期待出来ないので、その人の技量がそのまま反映されると言ったらいいでしょうか?
自分は「もっと練習しないと!」と思わされました(^^;

ボレーは試打の時の印象そのまま完璧です。
あらゆるボレーが打ち易く、パッシングショットに対してしっかりとオープンコートに狙って角度をつけるとか、苦しい時は深く流すとか、甘い球は時にドロップショットを打つとかもうほぼボレーの時に期待するショットの全てが打ち易いです。
実際に打ってみて、試打のポリのハイブリッドでも購入後のナイロンのハイブリッドでも印象変わらずボレーの性能に関しては百店満点です。
これ以上ゆう事がないくらいに。


次にサーブの感想です。

これは試打の時とは少し印象が違っていました。
それもどちかと言えば良い方向へ変わった印象です。

試打の時はどちらかと言えばスピン系でパワフルに捻じ込むようなサーブがいいのかな?という印象だったのですが、今回はその幅がより広がった感じでしょうか?

おそらくポリハイブリッドの時よりは実際の威力自体は落ちていると思うのですが、ナイロンハイブリッドの場合フラット系からスピン系までバリエーション豊かなサーブを打てる感じでした。

あえて比較すると305に少し近い感じになった感じでしょうか。
セカンドも結構ストンと落ちる感じになったし、かなりフラットに近いサーブで打ち込む事も出来、威力とコントロール性とバリエーションのサーブの三本柱が非常にバランスよく揃ったフィーリングが味わえました。

サーブの総括的にいうと、威力は多少落ちたけどそれ以外の要素がパワーアップしたので相変わらずサービスキープは楽なラケット、といった具合でしょうか。


最後に言いたい事。

まずなによりストリングの施行が変わった事で、自分みたいな非力で技術的にも未熟な人間が使っても存分に315の高性能を満喫出来るラケットになっていたという事です。
ラケットの素性が良いのは前回の試打から感じていたのですが、いかんせんやはり本格派ゆえの難しさもあったのですが、それがストリングの変更と施行の力によって見事に化けました。

この場を借りて「プロストリンガー」の坂オーナーには感謝致します。
施行によってラケットの表情がころころと変わる様には感動すら覚えます。

まずもってこれを体験したい方は「プロスリンガー」の門を叩いてみて下さい。
決してハードルは低くないですが、それを乗り越えた時の感動は何者にも変えられない貴重な経験になる事請け合いです。
まずは横のリンクからプロスリンガーの坂オーナーが書いているブログを見るのが一番の近道と思いますので、見てみて下さい。

そしてこんな素晴らしいラケットを考えられない程の格安で販売しているマンティス社にも感謝です。
何せ実売価格で二万円をきっているとうのは、このラケットの性能からしたら信じ難い奇跡に感じます。

最近はたいした性能も持ってないのに高いラケットや、ちゃんとした性能はあるけど高すぎるラケットなんかが多いので、ここらへんで一つマンティスのラケットをチェックして見るのは面白いかもしれないですよ。

プロストリンガーの坂オーナーの施行とマンティスラケットの組み合わせは「完璧な本物」ですから。
[PR]
by suzy35 | 2012-05-17 13:07 | テニス

カテゴリ

全体
テニス
未分類

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

タグ

ブログパーツ

外部リンク

ファン

ブログジャンル

スポーツ
部活・サークル

画像一覧