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『MANTIS(マンティス)285』の試打インプレ!

本日は今年の秋にイギリスから日本への上陸を果たす新しいテニスラケットメーカーであるMANTIS(マンティス)社のラケット『MANTIS(マンティス)285』のデモラケットを打つ事が出来たので、その感想を載せておきたいと思います。

今回日本で販売されるMANTISのラケットは全部で四種類のラケットがラインナップされており、全てが同じモールドから作られております。
違いは重量とバランスとカラーリングと柔らかさだけ。

しかし、これがみそで、いい意味で余計な機能が付与されていないので、自分の好みでラケットの選択が出来る様になっております。
以下がスペックになります。

『MANTIS 300』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 300g
バランス 320mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 70

『MANTIS 285』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 285g
バランス 325mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 70

『MANTIS 265』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 265g
バランス 335mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 69

『MANTIS 250』

フェイスサイズ100sq.in
長さ 27インチ
重量 250g
バランス 345mm
フレーム厚 22.5-25-23mm
ストリングパターン16×19
RA値 68


今回試打をしたのは、『MANTIS 285』と『MANTIS 265』なのですが、両方ともに同じモールドとは思えない程にそれぞれの重量とバランスに最適化された打球感であったり、操作性であったり、ボールのノビであったりしました。
つまり、外見はカラーリング以外はそっくりだけど、打つと意外に味付けが違っていて、それぞれが質の高いボールを打てるようになっていると言えばいいのでしょうか?
とにかく完成度が高くて、どちらに持ち替えてもそれぞれに違った個性が自分の感性に訴えかけてきます。

よく他のメーカーでも重量の違いによってそれぞれ最適化をはかっていますと宣伝していますが、今回のMANTISはフレームのモールドが全く同じだけにここまで違うのか!と驚きを隠せない程の違いを感じました。
そしてその違いが個性であり魅力となっていて、男性なら重いラケットが好きな人は「300」か「285」を選んでしっかりボールを叩けばいいし、軽いラケットが好みの人は「265」か「250」を選んでしっかりと振り回してスイングスピードを高めるといった選択が可能です。
女性の場合でも同様で、今回実際に「265」を女性に試打して貰いましたが、軽いにも関わらず打ち負けずに楽にスイングが出来、かつ凄いボールが簡単に打てる!と驚愕しつつも感動していました。


さて、ではここから実際にコートで打ったインプレに入りましょう。
今回は『MANTIS 285』のインプレです。

基本的には軽くバランスも頭が重すぎずにイーブン目なラケットなので、操作性は抜群です。
そしてこんなにも扱いやすいのに、実際にボールを打ってみると不思議なくらい打ち負け感がなくて、手応えも抜群で中身がしっかりと詰まった打球感を感じます。
逆にこんなに軽いラケットなのになんで?という疑問すら持ってしまうほどです。

例えば、同じようなバボラのピュアドライブとかアエロプロドライブとかはどちらかと言えば中身の空洞感が伝わってくる軽い打球感なのですが、これはそれよりもしっかりはっきり、くっきりした打球感が伝わってきて好印象でした。
この辺りの感覚は好みの問題だと思うので、打球感はアバウトだけど全面スイートエリア、みたいな感覚ががいい!という方はバボラを選べばいいし、やっぱりテニスはインパクトの瞬間に何処に当たったが理解出来て、かつ絶妙な手応えがあってなんぼでしょう!という方にはMANTISは最高の打球感を提供してくれます。
実際打球感の良さ故にコントロール性能も抜群でしたし。

唯一のデメリットは、メリットの裏返しで、最悪手首だけでも打てちゃうという事でしょうか?
なので簡単にいいボールが打てるからって横着をすると手首を酷使する可能性があります。
ただ、これは持ち手の問題であって、ラケットの問題ではないでしょう。

それよりも、追い込まれた時にどうしようもなく手首だけで返球した時に、意外にも良いボールが打てるというのに驚く方がメリットを感じる人の方が多いのではないでしょうか。



さて、まずはストロークです。

スピンとボールのノビの融合感が絶妙です。
軽量にも関わらずしっかりしたフィーリングのフレームは、しっかりと振り切って打撃出来た時には気持ちの良いしなりを伴って、ボールを打ち出す事が可能です。
逆に追い込まれて当てるだけの時にはフレームが意外にもアシストしてくれて、相手コートの深くに返球する事が可能です。
これは実際の試合の場面でとても助かる性能でした。
追い込まれてやっとおいついたボールを切り返して、状況を再びイーブンに戻せる感覚はなかなか得難いもので、それが簡単に出来ちゃいます。

また軽いからいわゆるエッグボールも簡単に打てます。
しっかりと前で捉えて強烈なスピンをかけてやると、バズンという打球音と共に相手コートで面白いように急激に落ちて跳ね上がるボールがいとも簡単に打ててしまいました。
これは驚愕の性能と言っていいでしょう。

私はサーブ&ボレーを好むので、個人的に特筆すべき性能として上げたいのがスライスの打ちやすさです。
スライスでもしっかりと振り切れて、かつ殆どボールが浮く事が無く伸びとキレのあるスライスが打てました。
実際に試合中にスライスのアプローチがエースになる場面が何度がありました。

これは是非自分が今までもっていたラケットと打ち比べて下さい。
そして出来ればコートの向こうで打ち合う相手に持たせてみて下さい。
今までみた事が無いような凄い打球が飛んできます。
これは誰でもすぐに実感出来ると思いますので、試打の際には是非相手にも打ってみて貰って下さい。
そうすればこれがどれだけ凄いボールを打てるかが理解出来ると思います。



次にボレーとオーバーヘッドです。

操作性の良さと打球感の良さは特にボレーに活きていて、そのおかげでコントロールがしやすくて、かつ威力のある滑るボレーが簡単に打ててしまいました。
これもフレームのアシストが案外ある事からくる性能だと思います。
ようは飛びの距離感が抜群って事ですね。
そしその距離感のコントロールがとてもやりやすくて、意思に忠実なラケットと言えるでしょう。

そしてそれでいて軽いのに打負けるって事が無い。
これを使ってると重いラケットを使う意味ってあるのかな?と不覚にも思ってしまいました。

オーバーヘッドも軽い事に由来する操作性の高さから、結構楽に威力のあるボールが打てちゃいました。
多少深いところからでも、自信を持って相手コートに打ち込めます。

このボレーとオーバーヘッドについてはほぼ欠点の見つかりませんでした。



次にサーブです。

個人的に唯一最初戸惑ったのはサーブでした。
自分はかなりクセのあるサーブを打つ事が多いのですが、その打ち方をしていると普通にフラット気味に当てようとしたときに、ひっかかり感が少なくてノビが不足していました。

が、いわゆる正統派のちゃんとしたフォームでトップスライスを打ってみたら目から鱗状態なほどに素晴らしいサーブが打てました。
フレーム厚があるので、かなりスピードも出ますし、それでいてかつバウンド後に滅茶苦茶跳ね上がります。
まずファーストが入ると簡単にはいいリターンをくらいません。
セカンドも攻撃されない程度の跳ねるサーブがこれまた簡単に打てるので、ここら辺から好印象に変わってきました。

デモラケットを借りる時に、精妙にボールを打撃するラケットだと言われていたのですが、サーブでこの言葉の意味がよく分かりました。
ある意味でとても現代的な味付けのラケットで、現代のパワーテニスに対抗するには最高の武器であり、かつちゃんとした綺麗で美しいスイングを要求するラケットだったのです。

勿論こじるような打ち方をしたってラケットはついてきてくれます。
でも、きちんとした打撃をした時には特上の感覚を味合わせてくれて、特上のボールが相手コートに突き刺さります。

ここまで来て本当に奥の深いラケットだと実感するに至りました。



総評

多少いい加減でも楽にいいボールが簡単に打てちゃうけど、その実とてつもない深淵を持ったラケットだと最終的には理解しました。

このラケットは打てば打つ程高い満足感があり、綺麗なフォームで完璧に打てば打つ程応えてくれるのです。
でもまだ私の腕ではこのラケットの性能の全てを引き出してるとは言えません。
それだけ遥か高みを目指して作られたラケットだという事なのでしょう。

本当にチャレンジのしがいのあるラケットだと思います。
そしてそれは決して最初からハードルが高いわけではないのです。
最初は誰でも打てる上に、ラケットの性能で最上の性能を提供してくれます。
そして、自分の上達に合わせてラケットがまた違った顔を見せてくれるようになってきて、その頃には自分が今までの領域よりもさらに上に来ている事を実感するでしょう。

打っていて純粋に楽しいラケットであるが上に、自分を更なる高みへと導いてくれるラケットでもあるのです。

普通は上達するとさらに上級者向けのラケットとかに買い替えるとかすると思うのですが、この『MANTIS』は違います。
初心者から何の問題なく使えて、そして上手くなって上級者になっても使えるラケットだと思います。
一度で何度も美味しいラケットとでも言いましょうか、とにかく面白いです。

嘘だと思う方は是非とも一度試打をしてみて下さい。
値段の安さも魅力ではありますが、ラケット単体としての性能も最上級なラケットだと分かると思います。

最近のラケットの中では個人的には一押しです!
現状ではこれに比肩するラケットは思いつきません。

二番手としてはウィルソンのプロスタッフMIDを上げておきます。
なぜならそんな名器と比肩出来る数少ないラケットだと思ったからです。

現在私はウィルソンの『ハイパープロスタッフ6.0-85』を使っていますが、『MANTIS』が正式に販売開始したら『MANTIS300』か『MANTIS285』に変更しようともくろんでいます。
今回の試打はそれくら驚愕して感動しました。

『MANTIS』本当に楽しかったです。

次回は女性に超オススメだった『MANTIS265』のインプレを掲載するつもりです!
ではまた!
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by suzy35 | 2011-09-08 13:47 | テニス

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